294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム食の豆知識 › 大根の旬

大根の旬の豆知識|知っておきたい基本

大根の旬について、時期と選び方をまとめました。いつがいちばん甘いか、夏と冬でどう違うか、部位の使い分けまで店先の目線でお話しします。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

大根はいつがいちばんおいしいですか

店主

11月から2月ごろですよ。寒くなるほど甘くなって、みずみずしくなります。

店主のひとこと上は甘く、下は辛い。一本で使い分けてください。

まず知っておくこと

大根の旬は11月から2月ごろです。寒くなるほど甘みが増して、みずみずしくなります。今は通年で出回りますが、夏のものは辛みが強く、水分も少なめです。同じ一本でも部位で味が違い、葉に近いほうが甘く、先に行くほど辛くなります。使い分けると、同じ大根が別の顔になりますよ。

要点

  • 旬は11月から2月ごろです。冬のものがいちばん甘くなります。
  • 夏の大根は辛みが強く、水分も少なめです。
  • 葉に近い上のほうが甘く、サラダや大根おろしに向きます。
  • 真ん中は味がなじみやすく、煮物やおでんに向きます。
  • 先のほうは辛みが強いので、薬味やみそ汁に向きます。
  • ずっしり重く、皮につやのあるものを選んでください。

具体的な例

  • ふろふき大根
  • おでん
  • ぶり大根
  • 大根おろし
  • 大根サラダ
  • 切り干し大根

実践のコツ

  • 葉つきで買ったら、すぐ葉を切り落としてください。葉が水分を吸い上げてしまいます。
  • 煮物にするなら、面取りをして下ゆでを5分。味の入り方が変わります。
  • 辛い大根に当たったら、おろして5分置くと辛みが少し落ち着きます。

よく聞かれること

夏の大根は使えませんか

使えます。辛みが強いので、生で食べるより煮物や炒め物に向きます。おろすなら時間を置くか、火を通す料理に回してください。

選ぶときは何を見ますか

持ったときにずっしり重いもの、皮につやがあってひげ根の穴がまっすぐ並んでいるものです。ひげ根が曲がっているものは、育ちにむらがあることがあります。

保存はどうしますか

葉を落として新聞紙で包み、立てて冷暗所に置きます。冬なら1週間ほど、暖かい時期は冷蔵庫で4日から5日が目安です。切ったものは切り口を包んでください。