腸炎ビブリオの豆知識|知っておきたい基本
腸炎ビブリオは、海の魚介に付くことのある細菌です。夏場に増えやすく、家庭では洗い方と温度の管理が要になります。台所で何を気をつければよいか、道具の扱いまで含めてまとめました。難しい話ではありませんよ。
店先のやりとり
常連さん
家では何に気をつければいいですか。
店主
魚は真水でよく洗うこと、買ったらすぐ冷やすこと、まな板を使い分けること。この三つで十分です。
店主のひとこと夏の買い物は、魚をいちばん最後にかごへ。
まず知っておくこと
腸炎ビブリオは、海水にいる細菌です。魚介の表面に付いて運ばれてきます。真水に弱く、低い温度では増えにくいという性質があります。家庭では、魚を真水で洗うこと、買ったらすぐ冷やすこと、まな板と包丁を使い分けることの三つが基本になります。体調に変化があったときは、自分で判断せず医療機関に相談してください。
要点
- 海水にいる細菌で、魚介の表面に付いて台所に入ります。
- 真水に弱いとされます。魚は流水でよく洗います。
- 暖かいところで増えやすく、低い温度では増えにくくなります。
- 買ったらすぐ冷蔵庫へ。持ち帰りに時間がかかる日は保冷剤を使います。
- 魚を扱ったまな板と包丁は、そのまま他の食材に使いません。
- 加熱する料理では、中心までしっかり火を通します。
具体的な例
- 魚をさばいたあと、同じまな板で野菜を切ってしまう。
- 買い物のあと寄り道をして、常温で長く持ち歩いてしまう。
- 刺身を室温に置いたまま、食事の支度を続けてしまう。
- 洗った手を拭いた布巾で、そのまま調理台を拭いてしまう。
- 冷蔵庫に詰め込みすぎて、庫内の温度が上がってしまう。
- 解凍を常温で行い、長い時間ぬるい状態が続いてしまう。
実践のコツ
- 魚は流水でよく洗い、水気を拭いてから調理します。
- まな板は魚用と野菜用を分けるか、間でよく洗って熱湯をかけます。
- 夏場は買い物を最後にして、まっすぐ帰るようにします。
よく聞かれること
刺身は食べても大丈夫ですか。
刺身用と明記されたものを選び、買ったらすぐ冷蔵庫へ入れ、その日のうちに食べきってください。室温に長く置かないことが大事です。
加熱すればよいのですか。
中心までしっかり火を通せば、加熱する料理では心配が減ります。ただし、加熱前の魚を扱った器具から他の食材に移ることがあるので、道具の扱いも大事です。
体調が悪くなったときは。
自分で判断せず、医療機関に相談してください。何をいつ食べたかを覚えておくと、相談のときに役立ちます。