ぶどうの栄養の豆知識|知っておきたい基本
ぶどうの栄養について、含まれる成分と量の目安を落ち着いてまとめました。皮や種のこと、干したものとの違いも書いています。うちでも秋になると食卓に上ります。
店先のやりとり
常連さん
皮は食べたほうがいいですか。
店主
皮ごと食べられる品種なら、そのままどうぞ。食物繊維も一緒にとれます。厚い皮の品種は無理せずむいてください。
店主のひとこと洗うのは食べる直前。日持ちが変わります。
まず知っておくこと
['ぶどうは主に糖質を含む果物です。可食部100gあたりのエネルギーは約59kcalが目安になります。', '水分が8割ほどを占め、たんぱく質と脂質はごくわずかです。', 'カリウムや銅、ビタミンB群を少量含みます。皮の色が濃い品種にはポリフェノールが含まれます。', '品種や熟し具合、皮ごと食べるかどうかで数字は変わります。表示があればそちらが確かです。']
要点
- 一房の可食部は品種によりますが、150gから300gほどが目安です。
- 大粒の品種は一粒10gから15gほど。十粒でおよそ100gになります。
- 皮ごと食べられる品種なら、皮の分の食物繊維も一緒にとれます。
- 干しぶどうは水分が抜けているため、同じ重さで比べるとエネルギーは3倍から5倍になります。
- ジュースは搾る過程で食物繊維が減ります。果物そのものとは別物と考えてください。
具体的な例
- 大粒の品種を十粒(約120g)で、およそ70kcalです。
- 小粒の品種を一房(可食部150g)で、およそ90kcalです。
- 干しぶどう大さじ1(約12g)で、およそ40kcalです。
- ぶどうジュースコップ一杯(200ml)で、およそ110kcalです。
- りんご中一個(可食部200g)はおよそ110kcalで、同じ重さならぶどうと近い数字です。
実践のコツ
- 洗うのは食べる直前にします。濡れたまま置くと傷みが早くなります。
- 房のまま置くと下の粒から傷みます。食べきれないなら、枝を少し残して粒に分けてください。
- 冷やしすぎると甘みを感じにくくなります。食べる15分前に冷蔵庫から出すのが目安です。
よく聞かれること
白い粉がついていますが洗い落としますか。
果物自身から出る成分で、新鮮な証拠とされています。食べる前に軽く水で流せば十分です。落ちにくくても気にしなくて大丈夫です。
干しぶどうと生はどちらがいいですか。
目的によります。水分が抜けたぶん干したほうは小さくてもエネルギーが高いので、量を見て使い分けてください。
種は食べても平気ですか。
種なしの品種が多いですが、種のある品種は出して構いません。飲み込んでも差し支えありませんが、噛むと苦みが出ます。