294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
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和食の朝食の献立帖|組み合わせと段取り

和食の朝食の組み立て方をまとめました。ご飯と汁物を軸に、焼き物と小鉢をどう足すか。前の晩の下ごしらえと、忙しい朝の省き方の目安までお話しします。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

朝から四品も作れません。

店主

汁物と作り置きの小鉢で二つ。あとはご飯と焼き物です。実際に作るのは一品ですよ。

店主のひとこと汁物が一つあれば、朝の食卓は決まります。

考え方

和食の朝食は、ご飯、汁物、主菜、小鉢の四つが基本の形です。先に汁物を一つ決めてしまうと、あとの三つがすんなり決まりますよ。

献立の例

主菜鮭の塩焼き
副菜冷ややっこと小松菜のおひたし
汁物豆腐とわかめのみそ汁

料理のアイデア

  • ご飯とみそ汁と焼き魚
  • 納豆と生卵を使わない卵焼き
  • 冷ややっことのりの佃煮
  • だし巻き卵と大根おろし
  • 鮭の塩焼きとほうれん草のおひたし
  • 具だくさんのけんちん汁
  • 焼きのりと梅干し
  • 厚揚げの煮物
  • きんぴらごぼう
  • 納豆ととろろ
  • おかゆと漬物
  • 野菜のみそ汁と小さなおにぎり

段取りのコツ

  • 汁物は前の晩に具だけ切って冷蔵しておきます。朝はだしを温めて入れるだけです。
  • 主菜は魚か卵のどちらかで十分です。魚は中心まで火を通してください。
  • 小鉢は作り置きを一つ回します。おひたしやきんぴらは、冷蔵で3日が目安です。
  • 品数より、汁物が一つあるかどうかです。これだけで食卓が締まります。

よく聞かれること

朝に作る時間がありません。

前の晩に汁物の具を切って、小鉢を一つ作っておいてください。朝は魚を焼いてご飯をよそうだけになります。実働は10分ほどです。

魚は毎朝でなくてもよいですか。

卵や納豆、厚揚げに替えて大丈夫です。たんぱく質の物が一つあれば形になります。卵は中心まで火を通してお使いください。

ご飯はいつ炊いていますか。

うちは前の晩に炊いて、一膳ずつ包んで冷凍しています。朝は温め直すだけです。予約で朝に炊く形でも、味は落ちません。