ディナーの献立帖|組み合わせと段取り
ディナーは、品数を増やすより組み立てで決まります。主菜と副菜と汁物の並べ方、時間のない日の回し方を、店先でよく聞かれる順にお話しします。
店先のやりとり
常連さん
夕飯の献立が、いつも同じになってしまいます
店主
主菜の調理法を回してみてください。焼く、煮る、炒めるを日替わりにするだけで印象が変わりますよ。
店主のひとこと汁物から火にかける。これで段取りが変わります。
考え方
ディナーは、一日の終わりにいただく食事です。昼よりゆっくり食べられる分、汁物と副菜を添えて食卓全体でまとめると落ち着きます。
献立の例
| 主菜 | 豚の生姜焼き |
|---|---|
| 副菜 | キャベツの千切りとほうれん草のごま和え |
| 汁物 | 豆腐となめこの味噌汁 |
料理のアイデア
- 焼き魚と味噌汁
- 肉じゃが
- 豚の生姜焼き
- 鶏の照り焼き
- 麻婆豆腐
- 鍋料理
- 煮魚
- 厚揚げの煮物
- 野菜炒め
- 茶碗蒸し
- ほうれん草のおひたし
- かぼちゃの煮物
段取りのコツ
- 主菜を決めてから副菜を選びます。焼き物なら和え物、揚げ物なら酢の物という具合に、油の有無で組むと重なりません。
- 汁物を先に火にかけます。煮ている間に他を進められるので、全体が十分ほど早く整います。
- 副菜は休みの日に二品作っておきます。冷蔵で三日ほどもつので、平日の卓が一気に楽になります。
- 肉と魚は中心まで火を通します。切って断面の色が変わり、透明な汁が出れば大丈夫です。
よく聞かれること
何品そろえればよいですか
主菜と汁物、副菜が一品あれば十分です。品数を増やすより、主菜の火加減に手をかけるほうが食卓は落ち着きます。
遅い時間に食べるときの工夫はありますか
揚げ物を避け、煮物や蒸し物に寄せると軽く済みます。汁物を先に一杯いただくと、後の量も自然に加減できます。
作り置きはどれくらいもちますか
和え物や煮物は冷蔵で二日から三日が目安です。取り分けは乾いた箸を使い、容器は冷めてからふたを閉めてください。