朝食の献立帖|組み合わせと段取り
朝食は、前の晩の段取りでほとんど決まります。ご飯と汁物を軸にした組み立て方と、忙しい朝でも回る作り置きの考え方を、店先でよく聞かれる順にお話しします。
店先のやりとり
常連さん
朝はどうしても時間がなくて、つい抜いてしまいます
店主
汁物だけでも一杯どうぞ。前の晩に鍋へ水と昆布を入れておけば、朝は火にかけて味噌を溶くだけで十分ですよ。
店主のひとことうちの朝は、味噌汁とご飯だけの日も多いです。
考え方
朝食は、一日のうちでいちばん時間の限られた食事です。だからこそ品数を増やすより、ご飯と汁物、そこに卵か豆腐を一つ足す形を決めてしまうほうが続きます。
献立の例
| 主菜 | だし巻き卵 |
|---|---|
| 副菜 | 冷奴とほうれん草のおひたし |
| 汁物 | 豆腐とわかめの味噌汁 |
料理のアイデア
- ご飯と味噌汁
- 焼き鮭
- だし巻き卵
- 冷奴
- 納豆
- 厚揚げの焼き浸し
- ほうれん草のおひたし
- トーストと目玉焼き
- おにぎり
- 豚汁
- きんぴらごぼう
- 具だくさんスープ
段取りのコツ
- 前の晩に鍋へ水とだし昆布を入れておきます。朝は火にかけるだけなので、味噌汁が五分で仕上がります。
- おかずは二日分まとめて作ります。ひじきの煮物やきんぴらは冷蔵で三日ほどもつので、朝の手間が半分になります。
- 卵はしっかり火を通します。目玉焼きは蓋をして弱火で三分、黄身まで固まってから皿に移すと安心です。
- ご飯は一膳分ずつ包んで冷凍しておきます。凍ったまま電子レンジで二分ほど温めれば、炊きたてに近い加減になります。
よく聞かれること
朝食は何時ごろに食べるのがよいですか
起きて一時間以内が目安です。時間よりも、毎日同じころに食べるほうが体の調子をつかみやすくなります。無理のない時間で決めてみてください。
パンとご飯ではどちらがよいですか
どちらでも結構です。大事なのは組み合わせのほうで、パンなら卵かスープを、ご飯なら汁物と豆腐や納豆を足すと、朝の一皿としてまとまります。
作り置きはどれくらいもちますか
煮物やおひたしは冷蔵で二日から三日が目安です。取り分けるときは乾いた箸を使い、容器のふたは冷めてから閉めると日もちがよくなります。