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鉄フライパン|選び方と長持ちさせる手入れ

鉄フライパンは、手をかければ長く使える、焼き物に強い道具ですよ。ここでは鉄フライパンの種類と選び方、焦げつかせない使い方と錆びさせない手入れをまとめます。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

くっついてしまうのですが。

店主

温めが足りないのです。空焼きしてから油を回し、十分熱くしてから入れてください。それと、すぐ動かさないことですよ。

店主のひとこと熱くしてから入れる。動かすのは焼き色がついてから。

どんな道具か

鉄フライパンは、鉄の板を打ち出すか鋳込んで作ったフライパンです。高い温度に耐えるので、焼き色をしっかりつけたい料理に向きます。使うたびに油がなじみ、扱いやすくなっていく道具ですよ。

種類と違い

  • 打ち出し式:薄くて軽く、熱の回りが早いです。炒め物に向きます。
  • 鋳物式:厚くて重く、温度が下がりにくいです。焼き物に向きます。
  • 取っ手が鉄一体型:そのままオーブンに入れられます。持つときは布が要ります。
  • 取っ手が木や樹脂:持ちやすい代わりに、オーブンには入れられません。
  • 窒化処理のもの:錆びにくい加工がされていて、手入れが少し楽です。

選び方

  • 重さを持って確かめます。毎日振るなら、26cmで1kg前後までが扱いやすいです。
  • 大きさは作る人数で決めます。二人なら24cmか26cmで足ります。
  • 底の平らさを見ます。反っていると、電磁調理器で熱が偏ります。
  • 取っ手の付き方を見ます。ねじ留めは緩みを締め直せるので長く使えます。

使い方と手入れ

使い方

  • 使う前に空焼きします。うっすら煙が出たら油を回し、一度なじませます。
  • 油を入れたら、食材を入れる前に鍋を十分温めます。冷たいうちに入れるとくっつきます。
  • 焼き始めたらすぐ動かさないこと。焼き色がつくと自然に離れます。

手入れ

  • 使い終わったら熱いうちに湯で洗います。洗剤は基本的に使いません。
  • 洗ったら火にかけて水気を飛ばし、薄く油を塗ってからしまいます。
  • 錆びたら金たわしで落とし、空焼きして油をなじませれば使えます。

よく聞かれること

洗剤で洗ってはいけませんか。

なじんだ油まで落ちるので、普段は湯とたわしで十分です。魚を焼いてにおいが残ったときだけ、洗剤を使って洗い直し、油を塗り直してください。

錆びたらもう使えませんか。

使えます。金たわしで錆を落とし、空焼きしてから油をなじませれば戻ります。鉄の道具は直せるのが、いいところですよ。

電磁調理器で使えますか。

使えます。ただし底が反っていると熱が偏るので、平らなものを選んでください。急に強火にすると変形することがあるので、中火から上げていきます。