卵焼き器|選び方と長持ちさせる手入れ
卵焼き器は、卵を巻くための四角い浅いフライパンです。材質と大きさの違い、はじめの油ならし、焦げつかせない使い方と手入れまで、卵焼き器の選び方をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
四角い形でないと作れませんか。
店主
丸いフライパンでも作れますよ。ただ角があるほうが、端がそろってきれいに巻けます。
店主のひとこと卵は3回に分けて流す。これだけで形が決まります。
どんな道具か
卵焼き器は、底が四角い浅いフライパンです。角があるので、卵を向こうへ送っていくだけで形が決まります。
種類と違い
- 鉄のもの。熱の回りが強く、焼き色がきれいに出ます。使い始めに油ならしが要ります。
- 銅にすずを引いたもの。熱が均一で巻きやすい代わりに、値段が張り、扱いに気を使います。
- ふっ素樹脂を塗ったもの。くっつきにくく、はじめの一台に向きます。
- 角の丸い小判型のもの。卵1個でも作りやすく、二人暮らしに合います。
選び方
- 卵2個で作るなら、幅13〜15cmのものが扱いやすいです。
- 深さは3cm前後を目安に。浅すぎると巻くときに卵がこぼれます。
- 柄の付け根がぐらつかないか、持って確かめます。力の入る場所です。
- 使う熱源に合うかを見ます。電磁調理器なら対応と書かれたものにしてください。
使い方と手入れ
使い方
- 先に卵を溶いて、こしてから始めます。白身の塊が残ると巻き目が乱れます。
- 中火で温め、油をなじませてから流します。1回に流すのは3分の1ずつです。
- 表面が半分固まったら手前へ巻きます。中心まで火が通ってから器に移してください。
手入れ
- 鉄のものは洗剤を使わず、湯とたわしで洗い、火にかけて水気を飛ばします。
- ふっ素樹脂のものに金属のへらは使いません。木か樹脂の道具にしてください。
- 重ねてしまうときは紙を1枚はさみます。表面の傷を防げます。
よく聞かれること
鉄の油ならしはどうやりますか。
多めの油を入れて弱火で3分温め、油を戻してから紙でふきます。これを2、3回くり返してください。使うたびに油がなじみ、くっつきにくくなります。
いつも焦げてしまいます。
火が強すぎることがほとんどです。中火で温めてから弱めの中火に落とし、卵を流してください。表面が半分固まった時点で巻くと、焦げ色が付く前に形になります。