耐熱ガラス容器|選び方と長持ちさせる手入れ
耐熱ガラス容器についてまとめました。種類の違い、買うときの見方、電子レンジや天板での使い方、それから手入れとしまい方までお話しします。
店先のやりとり
常連さん
冷蔵庫から出してすぐ温めても平気ですか。
店主
急な温度の差はよくありません。20分ほど室温に置いてからにしてください。
店主のひとこと急に冷やさない、急に温めない。これだけです。
どんな道具か
耐熱ガラス容器は、熱の変化に強く作られたガラスの入れ物です。中身が見えるので、作り置きのしまい忘れが減ります。
種類と違い
- 丸い形のもの。汁気のある煮物や、あえ物の保存に向きます。
- 四角い形のもの。冷蔵庫に並べやすく、作り置きの数が多い家に向きます。
- 浅い形のもの。天板で焼く料理や、冷ましたい料理に向きます。
- ふたがガラスのもの。そのまま天板に入れられる品もあります。表示を確かめてください。
- ふたが樹脂のもの。密閉できますが、ふたは加熱に使えないものがほとんどです。
選び方
- 耐熱の温度差が何度まで書いてあるか見ます。120度の差まで、と書かれた品が多いです。
- 電子レンジ、天板、食器洗い機のどれに使えるか、底か箱の表示で確かめます。
- ふたの材質を見ます。樹脂のふたは、外してから温める決まりの品がほとんどです。
- 重ねられる形かどうか。冷蔵庫に並べるなら、四角いものが場所を取りません。
使い方と手入れ
使い方
- 冷蔵から出してすぐ天板に入れないでください。室温に20分置いてから温めます。
- 空のまま加熱しないでください。中身のない状態で熱が入ると、急に割れることがあります。
- 熱い容器をぬれた台に直接置かないでください。ふきんや木の板を敷きます。
手入れ
- 洗うときは、やわらかい面のスポンジで。金属のたわしは細かい傷の元になります。
- 傷や欠けが入ったものは使いません。熱を入れたときに欠けが広がることがあります。
- しまうときは重ねすぎないこと。間に布巾を一枚はさむと、ふちが当たりません。
よく聞かれること
普通のガラスとどう違いますか。
熱の変化に耐えるように作られている点が違います。普通のガラスは急な温度差で割れます。耐熱と書かれていない器は、温めにも冷凍にも使わないでください。
冷凍に使えますか。
冷凍対応と書かれた品なら使えます。汁気のあるものは凍ると膨らむので、ふちから2cmほど空けて入れてください。解凍は冷蔵に移して時間をかけます。
においや色が付いたときは。
重曹を溶かしたぬるま湯に30分つけてから洗うと、たいてい落ちます。落ちない色は残りますが、使う分には差し支えありません。傷が付いた器は替えてください。