炊飯ジャー|選び方と長持ちさせる手入れ
炊飯ジャーは、米を炊いてそのまま保温しておける道具です。炊飯ジャーの種類と選び方、保温の目安、毎日続けられる手入れのしかたをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
保温は何時間まで大丈夫ですか。
店主
6時間ほどが目安ですよ。それより長いなら、冷凍したほうがおいしくいただけます。
店主のひとこと保温6時間まで。あとは冷凍のほうが上です。
どんな道具か
炊飯ジャーは、炊く働きと保温する働きを一つにした道具です。炊き上がったあと、ふたを閉めたまま温かさを保てるので、家族の食べる時間がそろわない家でよく使われています。
種類と違い
- 底から温める方式。値段が手ごろで、少量を炊くのに向きます。
- 釜全体を温める方式。むらが出にくく、大人数の分を炊くのに向きます。
- 圧力をかける方式。もちもちした炊き上がりになり、保温後も固くなりにくいです。
- 保温を切って冷ます機能の付いた物。夏場に置き時間が長い家に向きます。
- 三合まで炊く小さい物。二人までの家なら、これで十分に足ります。
選び方
- ふだん炊く量の1.5倍の容量を選びます。三合炊くなら五合の物が使いやすいです。
- 保温の時間が何時間と書いてあるか見ます。長く置く家ほど、ここが効いてきます。
- 洗う部品の数を数えます。内ぶたが外れる物は、においが残りにくく手入れも続きます。
- 置き場所の高さと、蒸気の出る向きを確かめます。棚の下に置くなら蒸気の逃げ道が要ります。
使い方と手入れ
使い方
- 米を洗ったら30分浸けてから炊きます。芯が残らず、保温してもかたくなりません。
- 炊き上がったら10分蒸らし、底から返してほぐします。余分な水気が飛びます。
- 保温は6時間までが目安です。それを超えるなら、一膳ずつ包んで冷凍してください。
手入れ
- 内釜と内ぶたは毎回洗い、よく乾かしてから戻します。
- 蒸気の出る部品は週に一度外して洗います。ここがにおいのもとになります。
- 本体の縁に付いた米粒は、乾く前に拭き取ってください。
よく聞かれること
炊飯器と炊飯ジャーは違いますか。
今はほとんど同じ物を指します。もともと保温の働きを強く持つ物をジャーと呼び分けていました。買うときは、保温の時間と容量で選べば迷いません。
ご飯が黄色くなるのはなぜですか。
保温の時間が長いことがほとんどです。6時間を目安にして、それ以上置く分は炊き立てを包んで冷凍してください。内ぶたの汚れも色とにおいのもとになります。
少なく炊いてもおいしく炊けますか。
容量の三分の一以上あれば大丈夫です。五合の物なら二合からが目安です。少なすぎると水加減が難しくなりますので、小さい物を選ぶ手もあります。