六角箸|選び方と長持ちさせる手入れ
六角箸は、軸の断面が六角形になっている箸です。指がかかって止まりやすく、豆や魚がつまみやすくなります。種類の違い、長さの選び方、毎日の手入れまでまとめました。
店先のやりとり
常連さん
丸い箸と、そんなに違うものですか。
店主
指の止まり方が違いますよ。豆やなめこをつまむときに、はっきり分かります。
店主のひとこと先を少し湿らせるだけで、ご飯粒が付きません。
どんな道具か
六角箸は、軸の断面が六角形になっている箸です。面が六つあるので指のかかりがよく、力を入れなくても持ち方が定まります。
種類と違い
- 木地のままのもの。軽くて手になじみます。水気を残すと黒ずむので、ふいてからしまいます。
- 漆を塗ったもの。汁やたれの色移りに強く、来客用にも向きます。
- 先を細くけずったもの。魚の骨を外したり、豆をつまむときに向きます。
- 先に細かい溝を入れたもの。麺やこんにゃくがすべりにくくなります。
- 短い子ども用のもの。手の大きさに合わせて長さを選びます。
選び方
- 長さは、親指と人差し指を広げた長さの1.5倍が目安です。大人なら23cm前後になります。
- 持ったときに人差し指が面に当たるか確かめます。角が指に当たると疲れやすいです。
- 軽すぎるものは避けます。先がぶれて、豆や麺がつかみにくくなります。
- 食洗機を使う家なら、対応と書かれたものを選びます。塗りのものは手洗いが基本です。
使い方と手入れ
使い方
- 使う前に先を水で軽く湿らせます。ご飯粒が付きにくくなります。
- 下の1本は動かさず、上の1本だけを動かします。六角の面に指を置くと定まります。
- 熱い鍋の縁に置いたままにしません。先が焦げて、ささくれの元になります。
手入れ
- 使ったらすぐ洗い、かたく絞った布で水気をふきます。つけ置きは避けてください。
- 乾かすときは先を上に向けて立てます。水が軸にたまらず、黒ずみにくいです。
- 先がささくれたら替えどきです。うちでは1年くらいを目安にしています。
よく聞かれること
太さはどう選べばよいですか。
手の大きい方は軸の太いもの、小柄な方は細めが持ちやすいです。店先で持たせてもらい、上の1本だけを動かしてみると自分に合う太さが分かります。
洗ったあとに黒い点が出てきました。
水気が残ったまましまうと出やすくなります。かたく絞った布でふいて、風の通る所で立てて乾かしてください。深く入った点は戻らないので、替えどきの目安になります。