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美濃焼のマグカップ|選び方と長持ちさせる手入れ

美濃焼のマグカップは、岐阜県の東部で作られてきた焼き物の器です。種類の違い、選ぶときの目安、毎日使うための手入れのしかたまでをまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

選ぶときは何を見ればよいですか。

店主

まず持ってみてください。取っ手に指が三本入って、200g以下なら毎日使えますよ。

店主のひとこと先に湯で温める。器も飲み物も長持ちします。

どんな道具か

美濃焼は、岐阜県の東部の一帯で作られてきた焼き物の総称です。決まった形や色があるわけではなく、白い釉薬のものから土の色を生かしたものまで幅が広いのが持ち味で、普段使いのマグカップも多く作られています。

種類と違い

  • 白い釉薬のもの。飲み物の色がよく見え、汚れも見つけやすいです。
  • 土の色を生かしたもの。厚手が多く、冷めにくいのが持ち味です。
  • 緑がかった釉薬のもの。重みがあり、手に持ったときに落ち着きます。
  • 薄手で軽いもの。口当たりが軽く、お茶にも向きます。
  • 内側だけ色を変えたもの。茶渋が目立ちにくくなります。
  • 取っ手の大きいもの。指が三本入るので、持つ手が疲れません。

選び方

  • 実際に持ってみます。取っ手に指が二本か三本入るものが、手に負担がかかりません。
  • 重さを見ます。200gを超えると、毎日使うには重く感じる方が多いです。
  • 容量を見ます。お茶なら200ml前後、たっぷり飲むなら300ml前後が目安です。
  • 電子レンジと食器洗い機が使えるか、値札か箱の表示を確かめます。

使い方と手入れ

使い方

  • 冷たい器に熱い湯をいきなり注がないでください。先に湯を回して温めます。
  • 熱い飲み物を入れるときは、八分目までに。持ったときにこぼれません。
  • 直火にはかけません。温めるなら電子レンジが使える表示のものだけにします。

手入れ

  • 使ったらその日のうちに洗います。茶渋は放っておくほど落ちにくくなります。
  • 茶渋が付いたら、重曹を少しつけてやわらかい布でこすります。金属たわしは避けます。
  • 洗ったあとはよく乾かしてから重ねます。濡れたまま重ねると、におうことがあります。

よく聞かれること

電子レンジで使えますか。

使えるものと使えないものがあります。金や銀の絵付けがあるものは使えません。値札か箱の表示を確かめてください。書いていないときは、店でたずねるのが確かです。

茶渋はどうやって落としますか。

重曹を少しつけて、やわらかい布でこすります。落ちにくいときは、ぬるま湯に重曹を溶かして30分つけてください。金属たわしは表面に傷を付けるので使いません。

貫入という細かいひびは問題ありませんか。

釉薬の表面に入る細かい線で、多くは作りの一部です。使ううちに色が入ることがあります。気になる方は、使い始めに米のとぎ汁で20分煮る方法が知られています。