ミキサー|選び方と長持ちさせる手入れ
ミキサーは、刃を回して食材を細かく砕き、汁ものや飲みものにする道具です。種類の違い、買うときに見るところ、使い方と手入れのこつまで、店先で話す調子でまとめました。
店先のやりとり
常連さん
手持ち型と据え置き型、どっちが使いやすいの。
店主
二人暮らしなら手持ち型が楽ですよ。鍋に差してそのまま使えますから、洗いものが増えません。量を作るなら据え置き型です。
店主のひとこと使ったらすぐ、水を入れて十秒回す。それだけで長持ちします。
どんな道具か
背の高い容器の底に刃が付いていて、水分といっしょに回して細かくする道具です。水気のあるものを砕くのが得意で、粉や少量のものは苦手だと思っておくと選び間違えませんよ。
種類と違い
- 据え置き型:容量が大きく、数人分の汁ものを一度に作れます。
- 手持ち型:鍋に直接差して使え、洗いものが少なくてすみます。
- 一人用の小型:飲みきりの容器のまま回せて、朝の一杯に向きます。
- 刃を替えられる複合型:粉ひきや刻みの台に付け替えられます。
- 加熱のできる型:砕いてそのまま温められ、冬の汁ものが楽になります。
選び方
- 作りたい量から決めます。二人分なら五百ミリリットルから八百ミリリットルで十分ですよ。
- 容器の口の広さを見ます。手が入る太さなら、洗うのが一気に楽になります。
- 刃と容器が外れて洗えるか。ここが外れない型は、においが残りやすいです。
- 音の大きさ。朝早く使うなら、静かさを書いてある品を選ぶと家族に喜ばれます。
使い方と手入れ
使い方
- 先に食材を二センチくらいに切ってから入れます。丸のままだと刃が空回りします。
- 水分は食材の三割ほどから。足りなければ回しながら足すほうが、薄まりません。
- 回すのは三十秒ずつ。連続で長く回すと本体が熱を持ちます。
手入れ
- 使ったらすぐ、水と洗剤を入れて十秒回してから洗うと、汚れが残りません。
- 刃は布で押さえず、柄のあるブラシで洗います。手を切りやすいところです。
- ゴムの輪は外して乾かす。ここを濡れたままにすると、においの元になりますよ。
よく聞かれること
熱いものを入れてもいいですか。
耐熱と書いていない容器は、いったん六十度くらいまで冷ましてから入れてください。ふたの穴をふさぐと蒸気で中身が噴き出すことがあります。
氷は砕けますか。
砕ける品と砕けない品があります。取扱説明書に氷の可否が書いてありますので、そこを確かめてから使うのが安心です。無理に回すと刃が傷みます。
豆を細かくできますか。
水にひたした豆なら水分といっしょに回せます。乾いたままの豆や粉ひきは、粉ひき用の台が付いた型でないと難しいですよ。