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小鉢|選び方と長持ちさせる手入れ

小鉢は、あえ物や煮物を少しずつ盛るための小さな器です。大きさと形の違い、献立に合う選び方、使い方としまい方まで、小鉢の見どころをまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

小鉢は何枚あれば足りますか。

店主

家族の人数分に、来客用を2枚足せば十分ですよ。形をそろえるより、高さをそろえるほうが楽です。

店主のひとこと七分目まで。余白があるほうが、おいしそうに見えます。

どんな道具か

小鉢は、直径10cm前後の小さな器です。ひと口かふた口の料理を盛るためのもので、献立に一品足したいときに使います。

種類と違い

  • 深めの丸鉢。あえ物や煮物など、汁気のあるものに向きます。
  • 浅い平鉢。おひたしや酢の物を広げて盛れて、見た目が涼しくなります。
  • 角の四方鉢。二種類を並べて盛っても形が崩れません。
  • ふた付きのもの。茶わん蒸しや温かい煮物を、冷めにくいまま出せます。
  • 取っ手の付いた片口。たれや薬味を入れて、食卓の真ん中に置きます。

選び方

  • 直径は9〜12cmが使いやすい範囲です。大きすぎると盛りが寂しく見えます。
  • 深さで用途が変わります。汁気のあるものが多い家は深め、乾いた物が多いなら浅めです。
  • 家族の人数と同じ数をそろえます。ばらばらでも、高さがそろえば食卓は落ち着きます。
  • 重ねたときの高さを見ます。棚に入らない形は、結局使わなくなります。

使い方と手入れ

使い方

  • 盛る量は器の七分目までにします。余白があると、少ない量でもきれいに見えます。
  • 汁気のあるものは、盛る前に軽く切ってください。器の縁が汚れません。
  • 冷たい料理は器を冷やし、温かい料理は湯で温めてから盛ります。味の印象が変わります。

手入れ

  • 使ったらぬるま湯にひたし、やわらかい布で洗います。金だわしは使いません。
  • 重ねるときは布か紙をはさみます。高台のざらつきで内側に傷が付きます。
  • 貫入という細かいひびのある器は、使う前に水にくぐらせます。においや色が移りにくくなります。

よく聞かれること

小鉢と豆皿はどう違いますか。

小鉢は深さがあり、汁気のあるものを盛れます。豆皿は直径7cmほどの平たい皿で、漬物や薬味をのせるものです。用途が分かれるので、両方あると献立が組みやすくなります。

色や柄はそろえたほうがよいですか。

そろえなくても大丈夫です。うちでは高さと直径だけそろえて、色は自由にしています。棚に重ねやすく、食卓に並べても落ち着いて見えます。