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木のまな板|選び方と長持ちさせる手入れ

木のまな板は、包丁が当たっても刃を傷めにくい板です。材の違い、選ぶときに見るところ、使い方と手入れの目安を、うちのやり方とあわせてまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

木のまな板は手入れが大変ですよね。

店主

立てて乾かす。これだけですよ。平らに置いておくと、裏から黒ずんできます。

店主のひとこと使う前に水でぬらす。においがつきません。

どんな道具か

木のまな板は、木を切り出して平らにした調理台の板です。刃の当たりがやわらかく、包丁が長もちしますが、乾かし方を守らないと黒ずみやにおいが出ます。

種類と違い

  • ひのきのもの。軽くて水切れがよく、香りが穏やかです。
  • いちょうのもの。刃当たりがやわらかく、反りが出にくいのが持ち味です。
  • ひばのもの。水に強く、黒ずみが出にくいとされます。
  • 桐のもの。とても軽く、扱いは楽ですが傷がつきやすいです。
  • 木を貼り合わせたもの。値が手ごろで、反りが出にくく作られています。

選び方

  • 厚みを見てください。2cm以上あると反りが出にくく、削り直しもできます。
  • 大きさは流しに入る寸法で。洗えない大きさを買うと、続きません。
  • 木目がまっすぐ通ったものを選びます。目が乱れたものは割れが出やすいです。
  • 重さを持って確かめてください。重いほど安定しますが、洗うのは大変になります。

使い方と手入れ

使い方

  • 使う前に、全体を水でぬらしてから布で拭きます。においも色もつきにくくなります。
  • 魚や肉を切ったら、そのつど洗ってください。野菜と同じ面で続けないことです。
  • 下に湿らせたふきんを敷くと、板が動かず安全に切れます。

手入れ

  • 洗ったら立てて乾かします。平らに置くと、裏側が乾かず黒ずみます。
  • 熱い湯をいきなりかけないでください。たんぱく質が固まって取れにくくなります。
  • 黒ずんだら、粗い紙やすりで軽く削るか、削り直しを店に頼んでください。

よく聞かれること

どれくらいもちますか。

毎日使って5年から10年が目安です。厚みがあれば削り直して使い続けられます。反りや割れが出たときが替えどきになります。

黒ずみが取れません。

粗い紙やすりで軽く削ってください。それでも残るなら、削り直しを頼む手もあります。漂白剤は木を傷めますので、うちでは使いません。

樹脂のものとどちらがよいですか。

刃当たりと切り心地は木、手入れの楽さは樹脂です。肉と魚は樹脂、野菜は木と、二枚を使い分けている家も多いですよ。