木のまな板|選び方と長持ちさせる手入れ
木のまな板について、種類の違いと選び方、毎日の手入れをまとめました。うちでも長く使っていますが、手入れさえ続けば十年は働いてくれます。
店先のやりとり
常連さん
木のまな板って、手入れが大変じゃないですか。
店主
使う前に濡らして、使ったら洗って立てる。この二つだけですよ。慣れれば何でもありません。
店主のひとこと使う前に濡らす。これを覚えれば長持ちします。
どんな道具か
木のまな板は、包丁の刃当たりがやわらかく、切ったときの音と手ごたえが軽いのが持ち味です。水に濡らしてから使い、使ったらすぐ洗って立てて乾かす、という手順が前提の道具です。
種類と違い
- ひのき:軽くて扱いやすく、香りがあります。値段も手ごろです
- いちょう:油分があって水はけがよく、刃当たりがやわらかいです
- 青森ひば:水に強く、黒ずみが出にくいのが特徴です
- 桐:とても軽く乾きが早い反面、傷がつきやすいです
- ゴムの木の集成材:反りにくく安価ですが、木の香りは控えめです
選び方
- 流しの幅より2センチほど小さいものを選びます。洗うときに入らないと続きません
- 厚さは2センチから3センチが目安です。薄いと反りやすくなります
- 一枚板か集成材かを確かめます。集成材は反りにくく、値段も抑えめです
- 持ち上げてみて、片手で流しまで運べる重さかどうかを確かめます
使い方と手入れ
使い方
- 使う前に全体を水で濡らし、布巾でふきます。においと色移りが防げます
- 下に濡れ布巾を敷くと滑りません
- 肉や魚を切ったら、そこで一度洗います。野菜と同じ面で続けません
手入れ
- 使い終わったらすぐたわしで洗い、最後に熱めの湯をかけます
- ふきんで水気を取り、立てかけて両面を乾かします
- 黒ずみが出たら、粗塩をふってたわしでこすり、よくすすぎます
よく聞かれること
木とプラスチック、どちらがいいですか。
刃当たりと音を取るなら木、手入れの手軽さを取るならプラスチックです。うちでは野菜を木、肉や魚をプラスチックと分けています。両方あると使い分けが楽ですよ。
黒ずんできたらどうしますか。
粗塩をふって、たわしで木目に沿ってこすってください。それでも残るなら、目の細かい紙やすりで表面を薄く削る手もあります。削ったあとは水で濡らして乾かします。
食器洗い機に入れてもいいですか。
入れないでください。高温と長い乾燥で反ったり割れたりします。手で洗って、立てて乾かすのがいちばん長持ちします。少し手間ですが、そのぶん持ちます。