ご飯茶碗|選び方と長持ちさせる手入れ
ご飯茶碗は、毎日いちばん手に取る器です。焼き物の種類による違い、大きさと重さの選び方、洗い方としまい方まで、店先でよく聞かれることをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
ご飯茶碗は、どれくらいの大きさがよいですか。
店主
口径11cmあたりが使いやすいですよ。実際に手に持って、重さを確かめてから決めてください。
店主のひとこと軽い器は、毎日の食卓が楽になります。
どんな道具か
ご飯茶碗は、ご飯をよそって手に持っていただくための器のことです。手のひらに収まる大きさと、高台の付いた形が特徴で、材質によって重さと手ざわりが変わります。
種類と違い
- 磁器のもの。薄くて軽く、汚れが落ちやすいのが持ち味です。
- 陶器のもの。厚みがあって手に温かく、土の風合いが残ります。
- 漆の器。とても軽く、口当たりがやわらかいですが、熱い湯には弱いです。
- 木のもの。軽くて割れにくく、子どもや年配の方に向きます。
- 半磁器と呼ばれるもの。磁器の扱いやすさと陶器の風合いの中間です。
選び方
- 手に持って重さを確かめます。中身が入ると2倍近く感じますので、軽いほうが毎日楽です。
- 高台に指がかかるか見ます。ここが浅いと熱が手に伝わります。
- 口径は11cmから12cmが一般的な目安です。小さめが好きな方は10cm台を選んでください。
- 内側の色が薄いほうが、ご飯の白さがきれいに見えます。
使い方と手入れ
使い方
- よそうときは、しゃもじで切るように取り、押しつけないでください。
- 持つときは高台に親指以外を添えます。ふちを持つと熱が伝わります。
- 汁物を入れるのには向きません。口が広く冷めやすい作りです。
手入れ
- 使ったらすぐ水に浸けます。乾いた米粒は取れにくくなります。
- 陶器は洗ったあとよく乾かしてからしまいます。湿ったまま重ねるとにおいが出ます。
- 重ねるときは間に紙を一枚はさむと、内側に傷が付きません。
よく聞かれること
電子レンジで使えますか。
磁器と陶器はたいてい使えますが、金や銀の模様が入ったものは避けてください。漆と木の器はレンジに入れないでください。底の表示を確かめるのが確実です。
食器洗い機にかけられますか。
磁器は多くが大丈夫です。陶器は水を吸うものがあり、漆や木は傷みます。心当たりのないものは手洗いにしておくほうが長もちします。
茶渋のような汚れが落ちません。
ぬるま湯に食器用の酸素系の漂白剤を溶かし、30分ほど浸けてからよくすすいでください。金や銀の模様があるものには使わないでください。