フライパン蒸し器|選び方と長持ちさせる手入れ
フライパン蒸し器は、手持ちのフライパンにのせて蒸し物ができる道具です。種類の違い、選ぶときに見る点、使い方と手入れまで、店先の目線でまとめました。
店先のやりとり
常連さん
蒸し器を買うほどではないのですが。
店主
それならフライパン用で十分ですよ。しまう場所も取りませんし、二人分ならこれで足ります。
店主のひとこと水は1cm。多いと煮え、少ないと空だきです。
どんな道具か
フライパン蒸し器は、フライパンに水を張り、その上にのせて食材を蒸すための道具です。蒸し器を一つ買うより場所を取らず、少ない量の蒸し物に向いています。
種類と違い
- 落としぶた型の金属板は、花びらのように開いて鍋の大きさに合わせられます。値段が手ごろです。
- 脚つきの丸い網は、安定がよく、皿ごとのせられます。茶わん蒸しに向きます。
- シリコーンの丸皿型は、軽くて洗いやすく、しまうときにたためます。
- 竹のせいろは、ふたが水滴を吸うので、まんじゅうや点心がべたつきません。
- ふた付きの二段型は、主菜と野菜を一度に蒸せます。家族の分をまとめて作るときに便利です。
選び方
- 手持ちのフライパンの内側の直径を測ってから選びます。2cmほど小さい物がちょうどよく収まります。
- 持ち上げる取っ手があるか見ます。熱いまま出すので、取っ手の有無で使い勝手が変わります。
- 脚の高さを確かめます。2cm以上あると、水に触れずに蒸せます。
- 洗う部品の数を見ます。少ないほど手入れが続きます。
使い方と手入れ
使い方
- 水は1cmほど。多すぎると煮えてしまい、少なすぎると途中で空だきになります。
- 湯が沸いてから食材を入れます。冷たい水から入れると仕上がりがぼやけます。
- ふたにふきんを巻くと、水滴が落ちません。まんじゅうや茶わん蒸しのときは必ず巻いてください。
手入れ
- 使ったらすぐ湯で洗い、よく乾かしてからしまいます。金属の物はさびの元になります。
- 竹のせいろは洗剤を使わず、湯とたわしで洗って陰干しします。
- 水あかが白く残ったときは、酢を薄めた湯に10分つけてからこすってください。
よく聞かれること
フライパンの大きさが合うか心配です。
内側の直径を測って、2cmほど小さい物を選んでください。落としぶた型なら開き具合で調整できるので、大きさが変わっても使えます。
何を蒸すのに向きますか。
野菜、鶏肉、魚、茶わん蒸し、まんじゅうなど幅広く使えます。肉と魚は中心まで火を通す必要があるので、厚みのある物は時間を長めに見てください。
水がなくなっていないか、どう確かめますか。
途中でふたを開けずに、音で分かります。沸く音が静かになったら足し時です。足す湯は必ず熱い湯にしてください。