電気圧力鍋|選び方と長持ちさせる手入れ
電気圧力鍋は、蓋を閉めてボタンを押すだけで圧力をかけて煮る調理器具です。型ごとの違いと選び方、使うときの決まりごと、手入れの勘どころをお話しします。
店先のやりとり
常連さん
圧力鍋は怖くありませんか
店主
量を守って、蓋のゴムを確かめれば大丈夫ですよ。開ける前に圧が下がるのを待つ、これだけです。
店主のひとこと最大線を超えない。守るのはまずここです。
どんな道具か
電気圧力鍋は、電気で加熱しながら鍋の中に圧力をかけ、短い時間で柔らかく煮上げる器具です。火を見ていなくてよいので、煮込みの間に別の作業ができるのが一番の利点です。
種類と違い
- {"name": "2〜3リットルの小型", "note": "二人分向き。置き場所を取りませんが、塊肉は入りません。"}
- {"name": "4〜6リットルの大型", "note": "四人分や作り置き向き。重さが5kgを超える物もあります。"}
- {"name": "圧力だけの単機能型", "note": "操作が簡単で値段も抑えめ。煮込み中心の使い方に向きます。"}
- {"name": "多機能型", "note": "無水調理や低温調理、炊飯もできます。覚えることは増えます。"}
- {"name": "内釜がステンレスの型", "note": "傷に強く長持ちします。こびりつきは落としにくいです。"}
- {"name": "内釜にコーティングのある型", "note": "洗いやすい反面、金属のへらで傷めると寿命が縮みます。"}
選び方
- 作る量で大きさを決めます。二人なら3リットル、四人なら4リットル以上が目安です。
- 置き場所と蓋を開ける高さを測ってください。棚の下では蓋が開かないことがあります。
- 内釜が食洗機に使えるかを確かめます。毎日使うなら、ここが手間を大きく左右します。
- 部品を買い足せるかを見てください。蓋のゴムは消耗品ですので、後から取り寄せられる型が安心です。
使い方と手入れ
使い方
- 入れる量は必ず最大線まで。入れすぎると蒸気の通り道がふさがって危ないです。
- 蓋のゴムがきちんとはまっているか、毎回確かめてから閉めてください。
- 加圧が終わったら、自然に圧が下がるのを待ちます。無理に蓋を開けないでください。
手入れ
- 使うたびに蓋のゴムを外して洗います。ここに残った汚れがにおいと不具合の元です。
- 蒸気の出口は細い棒で通りを確かめます。詰まると圧が正しくかかりません。
- 内釜は柔らかいスポンジで洗い、完全に乾かしてからしまってください。
よく聞かれること
普通の鍋とどれくらい時間が違いますか
煮込みで三分の一から半分ほどに縮みます。豚の角煮なら鍋で90分の所が30分前後です。加圧前後の予熱と減圧の時間も見込んでください。
ゴムの部品はいつ替えますか
硬くなって弾力がなくなったら替え時です。蒸気が横から漏れるようになったら、それが合図です。1〜2年を目安に考えてください。
何を作るのが一番向いていますか
固い部位の肉と豆です。豚の角煮、牛すじの煮込み、大豆の煮物は、鍋で作るより早く柔らかくなります。葉物の野菜には向きません。