絶望パスタの作り方|材料・手順・店主のコツ
絶望パスタは、家にあるものだけで手早く作るパスタとして知られています。この絶望パスタの作り方は、にんにくと唐辛子とツナで、ゆで汁をつなぎにして二十分で仕上げる手順です。
調理時間の目安 20分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
いつも水っぽくなってしまうんだよ。
店主
最後のあおりが足りないんです。中火で一分、汁にとろみが出るまで動かしてください。それで変わりますよ。
店主のひとことゆで汁はお玉一杯、取り置きを忘れずに。
材料(2人分)
| スパゲッティ 太さ1.6mmが合わせやすいです | 180g |
|---|---|
| にんにく 薄切り。芯があれば取ります | 2かけ |
| 赤唐辛子 種を抜くと辛さが穏やかになります | 1本 |
| ツナの油漬け 油ごと使うので、油の質のよいものを | 1缶(70g) |
| オリーブ油 香りを立てる役です | 大さじ2 |
| しょうゆ 隠し味。入れすぎないこと | 小さじ1 |
| 塩 ここで味の土台が決まります | ゆで湯1Lに小さじ2 |
| こしょう 仕上げに挽きます | 少々 |
| 刻みパセリまたは青ねぎ 彩りと香り。なくても作れます | ひとつまみ |
作り方
- 先に湯を沸かし、塩を入れておきます。ここを後回しにすると全部が遅れます。湯1Lに塩小さじ2が目安。味見して、薄い吸いもの程度なら合っています。
- フライパンにオリーブ油、にんにく、唐辛子を入れ、弱火で三分かけて香りを移します。冷たい油から始めると焦げません。にんにくが薄く色づいたら火を止めます。
- スパゲッティを表示より一分短くゆでます。ゆで上がる一分前にゆで汁をお玉一杯取っておきます。ゆで汁は油と水をつなぐ役です。捨ててしまうと味がまとまりません。
- フライパンを中火に戻し、ツナを油ごと入れて一分ほぐし炒めます。ツナはほぐしすぎないほうが、口に当たったときに満足があります。
- 麺とゆで汁大さじ4を加え、中火で一分あおって油と汁をからめます。しょうゆを回しかけます。とろみがつくまであおるのがこつ。汁が残っていると水っぽくなります。
- 火を止めてこしょうを挽き、刻んだパセリを散らして器に盛ります。皿は湯で温めておくと、最後まで温かく食べられます。
店主のコツ
- 買い物:ツナは油漬けを選びます。水煮だと油が足りず、汁がまとまらないのがよくある失敗です。
- 火加減:にんにくは必ず弱火で。強火にすると三十秒で焦げて、苦みが全体に回ります。
- 味の調整:塩はゆで湯で決めます。最後に足すより、ゆで汁を少し多めに入れるほうが角が立ちません。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | できたてを食べるものです。どうしても残ったら冷蔵1日。 |
|---|---|
| 冷凍 | 向きません。 |
| 温め直し | フライパンに水大さじ2を加え、ふたをして中火で2分温め直します。 |
味を変えてみる
- ツナをしらすに替えると、あっさりした和風になります。
- キャベツをゆで湯で一緒にゆでて加えると、一皿で野菜が取れます。
- 最後に粉チーズを大さじ1混ぜると、こくが出ます。
よく聞かれること
なぜ絶望という名前なのですか。
家に何もないときでも作れる、という意味合いで呼ばれています。材料を数点に絞って手早く仕上げるのが持ち味です。決まった作り方があるわけではありません。
ツナがないときは何で作れますか。
しらす、さば缶、ベーコンでも作れます。油気のあるものを選ぶのがこつで、油が少ない材料のときはオリーブ油を大さじ1足してください。
辛いのが苦手です。
唐辛子を抜いて、こしょうだけで作ってください。にんにくの香りとゆで汁のとろみがあれば、それだけで十分まとまりますよ。