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梅シロップの作り方|材料・手順・店主のコツ

梅シロップの作り方は、びんに詰めて待つだけです。仕込みの時期と氷砂糖の量、毎日の手入れをまとめました。夏のはじめに仕込んでおくと、暑い盛りに助かります。

調理時間の目安 30分分量 2人分難しさ かんたん

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

泡が出てきました。

店主

発酵が始まっています。梅を取り出して汁だけ弱火で加熱し、冷まして戻してください。

店主のひとこと水気をふききることが、失敗しない近道です。

材料(2人分)

青梅 傷のない固いもの。六月に出る1kg
氷砂糖 梅と同量。ゆっくり溶ける1kg
発酵を抑える。なくても可大さじ2
保存びん 熱湯をかけて完全に乾かす1個(4リットル)
竹串 へた取り用1本
清潔な布 梅をふく用1枚

作り方

  1. 先にびんに熱湯をかけ、完全に乾かします。水気が残るとかびの元です。乾ききるまで置きます。ここが仕上がりを分けます。
  2. 梅を水に一時間つけて洗い、布で一粒ずつ水気をふきます。水が一滴でも残ると、発酵や濁りの元になります。
  3. 竹串でへたを取り除きます。黒い部分を残すと、えぐみが出ます。串の先で軽く押し上げると、きれいに取れます。
  4. びんに梅と氷砂糖を交互に重ね、いちばん上を氷砂糖にします。上を砂糖にすると、梅が空気に触れにくくなります。
  5. 酢を回しかけて蓋をし、涼しい所に置きます。一日一回びんを回します。回すと砂糖が均等に溶け、梅が汁に浸かります。
  6. 十日から二週間で砂糖が溶けきれば仕上がりです。梅を取り出します。長く漬けすぎると、梅から渋みが出てきます。

店主のコツ

  • 買い物では、固くて傷のない青梅を選びます。黄色くなったものは香りは強いのですが、崩れやすくなります。
  • 火は使いませんが、置き場所の温度が要です。直射日光の当たらない、涼しい所に置いてください。
  • 味の調整は飲むときです。四倍から五倍に薄めるのが目安で、炭酸水なら四倍が飲みやすくなります。

しまうとき・作り置き

冷蔵梅を取り出したあと、清潔なびんに移して冷蔵六か月が目安です。
冷凍小分けにして冷凍一年。凍らせると氷菓子にもなります。
温め直し温める必要はありません。冬はお湯で割ると香りが立ちます。

味を変えてみる

  • 冷凍梅で。一度凍らせた梅を使うと、五日ほどで早く仕上がります。
  • はちみつで。氷砂糖の半量をはちみつにすると、まろやかになります。
  • しょうが入り。薄切りのしょうが30gを一緒に漬けると、後味が締まります。

梅はクエン酸を含みます。糖分が多いので、薄めていただいてください。

よく聞かれること

砂糖が溶けきりません

びんを一日に二、三回回してください。底にたまった砂糖が動きます。梅が汁から出ているときも溶けにくいので、上下を入れ替えるようにゆすります。

取り出した梅はどうしますか

そのまま食べられます。種を取ってつぶし、ジャムにすれば無駄がありません。弱火で十分煮て、砂糖を好みで足してください。冷蔵二週間が目安です。

青梅が手に入らないときは

冷凍の梅が売られていれば使えます。凍ったまま漬ければ、細胞が壊れているぶん早く汁が出ます。仕上がりは五日ほど、香りは少し穏やかになります。