294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム作り方 › 月見団子

月見団子の作り方|材料・手順・店主のコツ

月見団子の作り方です。上新粉と白玉粉を混ぜると、かたくなりにくく丸めやすくなります。粉の割合、ゆで時間、積み方と保存まで二人分でまとめました。

調理時間の目安 40分分量 2人分難しさ かんたん

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

次の日にはかたくなってしまいます。

店主

白玉粉を混ぜるとやわらかさが残りますよ。それでも当日中に食べるのが一番おいしいです。

店主のひとこと浮いてから3分。ここだけ時計を見てください。

材料(2人分)

上新粉 米の粉です。歯ごたえを出す役割をします。100g
白玉粉 混ぜるとやわらかさが残ります。買うときは粒の細かいものを。50g
砂糖 生地に甘みを少し入れておくと、何も付けずに食べられます。20g
熱湯 上新粉は熱湯で練ります。少しずつ足して加減してください。120ml
きな粉 添える分です。砂糖と塩をひとつまみ混ぜておきます。大さじ3
こしあん 添える分です。市販のもので十分です。100g

作り方

  1. 先に湯を沸かし、ゆで上がりを取る氷水を用意します。その間に粉と砂糖を混ぜます。氷水がないと、ゆでたあとに表面がべたつきます。
  2. 熱湯を少しずつ加え、木べらで混ぜてから手でこねます。耳たぶのかたさが目安です。一度に湯を入れるとゆるくなります。粉が残るくらいから足してください。
  3. 15等分して丸めます。直径3cmほどにそろえると、火の通りが同じになります。手のひらで転がすと、表面が滑らかになります。
  4. 沸いた湯に入れ、浮いてきてから中火で3分ゆでます。氷水に取って冷まします。浮いてからの3分が中まで通る目安です。
  5. 水気をきり、皿に9個、4個、2個と積みます。きな粉とあんを添えます。下の段を先に置いて、中心をそろえると崩れません。

店主のコツ

  • 買い物:上新粉と白玉粉を2対1でそろえます。上新粉だけだとかたく、白玉粉だけだとだれます。
  • 火加減:ゆでるのは中火です。強火で煮立てると、表面だけ溶けて形が崩れます。
  • 味の調整:甘さを控えたいときは生地の砂糖を10gにして、あんで加減してください。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で1日が目安です。かたくなるので、その日のうちに食べるのが一番です。
冷凍1個ずつ包んで冷凍で2週間が目安です。
温め直し凍ったまま熱湯で2分ゆで直します。やわらかさが戻ります。

味を変えてみる

  • みたらしのたれをかけると、子どもにも食べやすくなります。
  • 生地に少量のよもぎを混ぜると、香りと色が出ます。
  • 小さめに丸めて汁粉に入れても使えます。

米の粉が主なので炭水化物を含みます。あんを添える分、糖分は多めになります。

よく聞かれること

団子の数に決まりはありますか。

十五夜にちなんで15個、あるいは1年の月の数で12個という並べ方が知られています。家で楽しむ分には、食べ切れる数にして構いません。積むなら15個が形になります。

上新粉だけでも作れますか。

作れますが、冷めるとかたくなりやすいです。白玉粉を3分の1ほど混ぜると、翌日まで食べやすい固さが残ります。うちではこの割合にしています。