豆腐スイーツの作り方|材料・手順・店主のコツ
豆腐スイーツは、絹ごし豆腐をそのまま甘い一皿に仕立てる作り方です。うちの店でも夏になるとよく聞かれます。水切りと冷やす時間さえ守れば、驚くほどなめらかに仕上がりますよ。
調理時間の目安 25分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
豆腐でお菓子なんてできるんですか。
店主
できますよ。絹ごしを軽く水切りして、豆乳とゼラチンで固めるだけです。うちでは夏によく作ります。
店主のひとこと豆乳は沸かさない。これだけ守れば失敗しません。
材料(2人分)
| 絹ごし豆腐 水にさらしていない、当日の柔らかいものが向きます | 300g |
|---|---|
| 豆乳 無調整のもの。調整豆乳だと甘くなりすぎます | 100ml |
| 砂糖 上白糖でもきび砂糖でも構いません | 40g |
| 粉ゼラチン ふやかす用の水が別に要ります | 5g |
| 水 ゼラチンをふやかすための分です | 大さじ2 |
| レモン汁 味を引き締めます。入れすぎると分離します | 小さじ1 |
| 塩 甘みを立たせるために少しだけ | ひとつまみ |
| きな粉 仕上げ用。封を開けたら早めに使いきります | 大さじ2 |
| 黒みつ 仕上げ用。好みで加減してください | 大さじ2 |
作り方
- 先に粉ゼラチンを水大さじ2にふり入れ、5分ふやかしておきます。ふやかさずに入れると粒が残り、口当たりがざらつきます。
- 絹ごし豆腐をざるに載せ、15分おいて水気を切ります。重しはいりません。軽く切るだけで十分です。切りすぎると固くなってしまいます。
- 小鍋に豆乳と砂糖、塩を入れ、弱火で2分。沸かさずに砂糖を溶かします。沸かすと豆乳が分離します。鍋肌に小さな泡が出たら火を止めてください。
- 火を止めてからふやかしたゼラチンを加え、よく混ぜて完全に溶かします。余熱で溶けます。再び火にかけると固まる力が弱まります。
- 豆腐とレモン汁を加え、なめらかになるまで混ぜて器に流します。泡立て器よりも、へらで押しつぶすように混ぜると気泡が入りません。
- 冷蔵庫で3時間冷やし固め、食べる直前にきな粉と黒みつをかけます。かけるのは直前に。早いときな粉が湿って粉っぽくなります。
店主のコツ
- {"view": "買い物", "text": "豆腐はその日に作られた絹ごしを選んでください。角がしっかり立っているものが目安です。"}
- {"view": "火加減", "text": "豆乳は沸かさないこと。弱火で温める程度で、砂糖が溶ければ十分です。"}
- {"view": "味の調整", "text": "甘さは黒みつで足せます。生地の砂糖は控えめにしておくほうが融通が利きますよ。"}
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 器にふたをして冷蔵で2日が目安です。きな粉は食べる直前にかけます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 凍らせると口当たりが変わりますので、冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 温め直すものではありません。冷たいままいただいてください。 |
味を変えてみる
- きな粉の代わりに、すりごま大さじ1と砂糖小さじ1を混ぜたものをかける。
- 黒みつをやめて、煮た小豆を大さじ2載せると和菓子の顔になります。
- 抹茶小さじ1を砂糖と一緒に溶かすと、緑色の一皿になります。
よく聞かれること
木綿豆腐でもできますか。
できますが、粒が残ってざらつきます。なめらかにしたいなら絹ごしを選んでください。木綿を使うときは、裏ごししてから混ぜると近づきます。
豆腐くささが気になります。
レモン汁と塩をひとつまみ入れると和らぎます。それでも気になるなら、きな粉や抹茶など香りのあるものを合わせてみてください。
固まりませんでした。
ゼラチンを熱いうちに入れすぎたか、ふやかしが足りなかったのが原因です。もう一度弱火で温め、新しくふやかしたゼラチンを足せばやり直せますよ。