手作りパンの作り方|材料・手順・店主のコツ
手作りパンは、家の道具だけで焼く基本の丸パンです。材料と分量、こねる時間、発酵の見きわめ、焼き方の目安を作り方の順にまとめました。
調理時間の目安 150分分量 2人分(丸パン6個)難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
うまく膨らみません。
店主
湯の温度が高すぎたか、オーブンを温めていないかですね。三十五度と予熱、この二つを見てください。
店主のひとこと湯は三十五度。熱いほど早い、はありません。
材料(2人分(丸パン6個))
| 強力粉 薄力粉では膨らみません | 250g |
|---|---|
| ドライイースト 開けたら冷蔵庫で保存します | 3g(小さじ1) |
| 砂糖 イーストの働きを助けます | 20g(大さじ2弱) |
| 塩 イーストと離して入れます | 4g(小さじ2/3) |
| ぬるま湯 三十五度ほど。熱いとイーストが弱ります | 160g |
| 無塩バター 室温でやわらかくしておきます | 20g |
| 溶き卵 つや出し用です。なくてもかまいません | 少々 |
作り方
- 先にぬるま湯を用意します。指を入れてぬるいと感じる三十五度が目安です。熱すぎるとイーストが働きません。
- ボウルに粉、砂糖、イースト、塩を入れます。塩とイーストは離して置きます。塩が直接触れると膨らみが悪くなります。
- ぬるま湯を加えて混ぜ、台に出して十分こねます。バターを足してさらに五分。薄くのばして指が透ければこね上がりです。
- 丸めてボウルに入れ、ふたをして三十五度で四十分おきます。二倍が目安です。指で押した穴が戻らなければ十分です。
- 六つに分けて丸め、十五分休ませてから天板に並べ、さらに二十分おきます。休ませると生地が扱いやすくなります。
- 二百度に温めたオーブンで十三分焼きます。全体に色がついたら取り出します。焼き色が薄いと中まで火が入りません。
店主のコツ
- 買い物:粉は強力粉を選びます。薄力粉だと膨らまず、固い焼き上がりになります。
- 火加減:オーブンは必ず先に温めます。冷たいまま入れると膨らみが止まります。
- 味の調整:塩は減らしすぎないこと。四グラムを下回ると味がぼやけます。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵は乾くので向きません。常温で翌日までが目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 粗熱をとって一つずつ包み、冷凍で二週間が目安です。 |
| 温め直し | 霧を吹いてからオーブントースターで三分温めます。 |
味を変えてみる
- 生地にレーズンやくるみを混ぜると、おやつ向きになります。
- 丸めずに細長くのばせば、ウインナーを巻いたパンになります。
- 焼く前にごまやオートミールをまぶすと香ばしくなります。
よく聞かれること
こねる時間は短くできますか。
一晩冷蔵庫で休ませる方法なら、こねるのは五分ほどで済みます。翌朝に丸めて焼いてください。手は楽になります。
イーストがないときは。
ベーキングパウダーで作るパンもありますが、別の食べ物になります。膨らみと香りが違うので、同じ仕上がりにはなりません。
焼きたてを切ると崩れます。
粗熱がとれるまで二十分待ってください。中の水分が落ち着いてから切ると、きれいに切れます。