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天然酵母パンの作り方|材料・手順・店主のコツ

天然酵母パンの作り方です。発酵に時間はかかりますが、手を動かす時間は短くてすみます。粉と水の割合、待ち時間の目安、焼き方と保存まで二人分でまとめました。

調理時間の目安 240分分量 2人分難しさ 手間あり

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

発酵が進まない日があります。

店主

たいてい温度です。25度前後の場所を探してください。冬は湯を張った鍋のそばが手っ取り早いですよ。

店主のひとこと時間ではなく、2倍にふくらんだかで見てください。

材料(2人分)

強力粉 たんぱく質の多い粉のほうがふくらみます。買うときは製造日の新しいものを。250g
天然酵母の種 起こしてから冷蔵しておいたもの。使う1時間前に室温へ出します。60g
30度くらいのぬるま湯にします。冷たいと発酵が進みません。150ml
小さじ1弱です。酵母に直接当てないように、粉と先に混ぜます。5g
砂糖 発酵を助けます。甘みはほとんど残りません。10g
オリーブ油 生地がまとまってから加えます。小さじ2
打ち粉用の強力粉 台にふる分です。使いすぎると生地がかたくなります。適量

作り方

  1. 先に酵母の種を室温に1時間戻します。その間に粉と塩と砂糖を混ぜておきます。冷たい種のままだと、いつまでもふくらみません。
  2. 粉にぬるま湯と種を加え、ひとまとまりになるまで5分こねます。油を加えてさらに5分。手にべたつくうちは、こね足りない合図です。
  3. ぬれ布巾をかけ、25度前後の場所で4時間ねかせます。2倍にふくらめば一次発酵は完了です。時間より大きさで見ます。寒い日は6時間かかることもあります。
  4. ガスを軽く抜いて2つに丸め、15分休ませてから形を整え、40分ねかせます。休ませると生地が伸びやすくなり、形が整います。
  5. 220度に温めた天板で20分焼きます。底を叩いて軽い音がすれば焼き上がりです。焼き色が濃くなりすぎたら、途中で紙をかぶせてください。
  6. 網にのせて30分さまします。粗熱が取れてから切り分けてください。熱いうちに切ると、中がつぶれて目が詰まります。

店主のコツ

  • 買い物:粉は開けてから1か月で使い切る量を買います。古い粉はふくらみが鈍ります。
  • 火加減:焼くのは高めの220度で短時間です。低い温度で長く焼くと、水気が抜けてかたくなります。
  • 味の調整:塩は5gから動かさないでください。減らすと味がぼやけ、増やすと発酵が止まります。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵はすすめません。かたくなります。室温なら翌日までが目安です。
冷凍切ってから1枚ずつ包み、冷凍で3週間が目安です。
温め直し凍ったまま霧を吹き、200度で6分焼きます。外は軽く、中はしっとり戻ります。

味を変えてみる

  • くるみやレーズンを50g混ぜ込むと、おやつ向きになります。
  • 粉の1割を全粒粉に替えると、香ばしさが出ます。水は10ml増やしてください。
  • 丸めずに平たくのばし、オリーブ油と塩をふって焼くと、食事に添えやすくなります。

小麦の糖質とたんぱく質を含みます。塩分は1切れあたり控えめです。

よく聞かれること

市販の酵母とどう違いますか。

発酵に時間がかかる代わりに、酸味のある香りが出ます。かかる時間は倍ほどと見てください。手を動かす時間そのものは、どちらも同じくらいです。

ふくらまないときはどうしますか。

種の元気がないか、温度が低いかのどちらかです。種に粉と水を足して半日おき、泡が立つか確かめてください。泡が立たなければ、種を起こし直すところからになります。