手羽元の煮込みの作り方|材料・手順・店主のコツ
手羽元の煮込みは、骨からうま味が出て汁まで美味しくなる煮物です。焼き付けてから煮ると、身が縮まず味も濃くなります。中心まで火を通す時間の目安もまとめました。
調理時間の目安 45分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
手羽元の中まで味が入りません。
店主
骨に沿って切り込みを入れてみてください。あとは、冷ます間に味が入りますよ。
店主のひとこと焼き付けてから煮る。ひと手間で味が変わります。
材料(2人分)
| 鶏手羽元 骨に沿って切り込みを1本入れます | 6本(400g) |
|---|---|
| 大根 2cmの半月切りにします | 200g |
| ゆで卵 中心まで固ゆでにしたものを使います | 2個 |
| しょうが 薄切りにします | 1片(10g) |
| しょうゆ 半量を後入れにします | 大さじ3 |
| みりん 照りが出ます | 大さじ3 |
| 酒 臭みを抑えます | 100ml |
| 砂糖 味をまとめます | 大さじ1 |
| 酢 身が柔らかくなります | 大さじ1 |
| 水 煮ている間に減ります | 400ml |
| サラダ油 焼き付けに使います | 大さじ1 |
作り方
- 先に手羽元の骨に沿って1本切り込みを入れ、水気を拭きます。切り込みから火が入り、味も届きます。
- 鍋に油を中火で熱し、手羽元を転がして全面に3分焼き色をつけます。焼き付けると身が縮まず、うま味が閉じ込められます。
- 水、酒、しょうが、砂糖、酢、しょうゆ大さじ1と2分の1を入れ煮立てます。酢を入れると、骨からうま味が出やすくなります。
- 大根を加え、落としぶたをして弱火で25分煮ます。鶏肉は中心まで火を通します。骨の際まで白くなれば目安です。
- 残りのしょうゆとみりん、ゆで卵を入れ、弱火で10分煮ます。後入れで照りと香りが出ます。煮立てないでください。
店主のコツ
- 買い物:手羽元は皮に張りがあって、パックに水がたまっていないものを選びます。
- 火加減:焼き付けは中火、煮込みは弱火。ぐらぐら煮ると身が固くなります。
- 味の調整:しょうゆは二回に分けます。煮詰まるので最初は控えめで十分です。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷ましてから汁ごと密閉して冷蔵庫で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 汁ごと小分けにして3週間ほどです。 |
| 温め直し | 小鍋で弱火で7分。煮立てないよう温めます。 |
味を変えてみる
- じゃがいもを大きめに切って足すと、一皿で献立が足ります。
- 八角を1個入れると、中華風の香りになります。
- 仕上げに小ねぎと白ごまを散らすと、見た目が締まります。
よく聞かれること
火が通ったかどうかの見分け方は。
骨の際まで身が白くなっていれば通っています。竹串を刺して澄んだ汁が出るかも確かめてください。赤い汁が出るときは、弱火で5分ずつ足します。
圧力鍋なら時間はどうなりますか。
焼き付けた後、加圧10分で柔らかくなります。ただし、しょうゆの後入れ分とゆで卵は加圧後に入れて、弱火で5分煮てください。香りが残ります。
酢を入れると酸っぱくなりませんか。
煮ている間にほとんど飛びます。大さじ1なら酸味は残りません。身が柔らかくなって、骨離れもよくなりますよ。入れすぎなければ大丈夫です。