手羽元の煮物の作り方|材料・手順・店主のコツ
手羽元の煮物の作り方です。骨つきのまま煮ると、だしが出て味が深くなります。下ゆでの手順、煮る時間の目安、味の決め方まで、二人分でまとめました。
調理時間の目安 45分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
手羽元、どうしても固くなってしまいます。
店主
煮立ててからは弱火のままにしてみてください。ふつふつする程度で25分。それだけでやわらかくなりますよ。
店主のひとこと煮立てたら弱火。うちではこれだけ守っています。
材料(2人分)
| 鶏手羽元 皮に張りがあり、色の薄いものを選んでください。同じ太さでそろうと火の通りもそろいます。 | 6本(約400g) |
|---|---|
| ゆで卵 先にかたゆでにして、殻をむいておきます。 | 2個 |
| しょうが 皮つきのまま薄切りにします。 | 1かけ(約10g) |
| 長ねぎの青い部分 におい消しに使います。仕上げに取り出します。 | 1本分 |
| 水 手羽元がかぶるくらいが目安です。 | 300ml |
| しょうゆ 煮汁用です。 | 大さじ3 |
| みりん 照りが出ます。 | 大さじ3 |
| 酒 煮汁用です。 | 大さじ2 |
| 砂糖 甘さは好みで加減してください。 | 大さじ1 |
| ごま油 焼き色をつけるときに使います。 | 小さじ1 |
作り方
- 先に湯を沸かし、手羽元を2分ゆでてざるに上げます。表面を湯で洗い流します。この一手間で、煮汁が濁らず味も澄みます。
- 鍋にごま油を熱し、中火で手羽元を3分。転がして全体に焼き色をつけます。焼き色がそのまま香りになります。
- 水、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、しょうが、ねぎを入れて煮立てます。煮立つまではふたをしないでください。においが抜けます。
- 落としぶたをして弱火で25分。ときどき上下を返して味を回します。強く沸かすと身が縮みます。ふつふつする程度で十分です。
- ゆで卵を加えて、さらに弱火で10分煮ます。ねぎは取り出します。卵は後から入れると、固くなりすぎません。
- 骨の近くを割って赤みがないか確かめ、汁が多ければ中火で3分煮つめます。鶏肉は中心まで火が通ってから火を止めてください。
店主のコツ
- 買い物:手羽元は大袋のほうが割安です。使わない分は買った日に冷凍しておくと無駄が出ません。
- 火加減:煮立ててから弱火、これだけです。ぐらぐら煮ると身がしまって固くなります。
- 味の調整:濃いと感じたら水を大さじ2足してください。しょうゆを減らすより味が整います。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 煮汁ごと入れ物に移して冷蔵で3日が目安です。汁に浸かっているほど味がなじみます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 煮汁ごと小分けにして冷凍で3週間が目安。平らにして凍らせると早く解けます。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で5分。中心まで温まってからいただいてください。 |
味を変えてみる
- 大根を3cmの輪切りにして、下ゆでしてから一緒に煮ます。煮汁を吸ってやわらかくなります。
- 砂糖をやめて、酢を大さじ2入れるとさっぱり煮になります。夏の食卓に向きます。
- 仕上げにゆでた青菜を添えると、色も味も落ち着きます。
よく聞かれること
圧力鍋を使えますか。
使えます。加圧10分、自然に圧が抜けるまで置いてください。そのあとふたを開けて、汁を3分ほど煮つめると味が決まります。
下ゆではしなくてもよいですか。
省いても作れますが、煮汁が濁ってあくが浮きます。2分ゆでて洗うだけですから、うちでは必ずやっています。
作り置きに向きますか。
向きます。冷蔵で3日が目安です。煮汁に浸けたまま冷やすと、翌日のほうが味がなじみます。食べる分だけ温め直してください。