タルト生地の作り方|材料・手順・店主のコツ
タルト生地のレシピです。バターと粉を混ぜて冷やし、型に敷いて空焼きします。混ぜすぎないことと、しっかり冷やすことが、縮まないこつ。焼いておけば、季節の果物をのせるだけで一つの菓子になります。
調理時間の目安 60分分量 2人分(直径18cm型1台)難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
焼くと縮んでしまいます。
店主
こねすぎと冷やし不足が原因です。混ぜるのは切るように、型に敷いてからもう十分冷やすと落ち着きますよ。
店主のひとこと生地は冷たいうちに扱う。夏場は手も冷やしてから始めます。
材料(2人分(直径18cm型1台))
| 薄力粉 ふるっておきます | 120g |
|---|---|
| 無塩バター 一センチ角に切って冷蔵庫で冷やします | 60g |
| 粉砂糖 上白糖でも構いません | 40g |
| 卵黄 常温にもどします | 1個分 |
| 冷水 まとまらないときだけ足します | 大さじ1 |
| 塩 甘さを引き締めます | ひとつまみ |
| 打ち粉用の薄力粉 のばすときに使います | 適量 |
作り方
- 先にバターを一センチ角に切り、使う直前まで冷蔵庫で冷やします。冷たいままのバターが、さくっとした食感を作ります。
- 粉、粉砂糖、塩とバターを指ですり混ぜ、粉チーズ状にします。三分ほど。手早く。体温でバターが溶けると、固い生地になります。
- 卵黄を加え、切るように混ぜてひとまとめにします。こねません。こねると粘りが出て、焼くと縮んでしまいます。
- ラップで包み、冷蔵庫で三十分休ませます。急ぐなら冷凍庫で十五分。休ませると生地がしまり、のばしやすくなります。
- 打ち粉をして三ミリにのばし、型に敷いてフォークで穴を開けます。穴を開けると、焼いたときに底が浮き上がりません。
- 重しをのせて百八十度で二十分、重しを外してさらに十分焼きます。重しで形を保ち、外して焼くと底まで乾きます。
店主のコツ
- 買い物:無塩バターを。有塩しかなければ、塩ひとつまみを省いてください。
- 火加減:百八十度で合計三十分。焼き色が濃ければ最後は百七十度に下げます。
- 味の調整:甘さは粉砂糖四十グラムが目安。のせる具が甘いなら三十グラムに。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 焼く前の生地は冷蔵で2日。ラップで包みます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 生地のまま冷凍で3週間。使う前に冷蔵庫で一晩解凍します。 |
| 温め直し | 焼いた生地は160度のオーブンで5分温めると、さくっと戻ります。 |
味を変えてみる
- アーモンドパウダーを20g、薄力粉と置き換えると香ばしくなります。
- ココアパウダーを大さじ一加えると、色も味も変わります。
- 小さい型に分けて焼くと、一人分ずつになります。
よく聞かれること
重しがありません。
アルミホイルを敷いて、乾いた豆や米を二百グラムほどのせれば十分です。焼いたあとの豆は、次の重しとして取っておけます。
フードプロセッサーでもできますか。
できます。粉とバターを十秒ずつ数回、粉チーズ状になるまで回します。卵黄を入れたら、まとまる直前で止めてください。
何をのせればいいですか。
季節の果物と生クリーム、または冷やした卵液を流して焼くタイプが定番です。焼いた生地は水分に弱いので、食べる直前に組み立てます。