ドーナツの作り方|材料・手順・店主のコツ
ドーナツは、生地を休ませる時間と揚げ油の温度で決まります。家の鍋で作れる素朴なドーナツの作り方を、粉の混ぜ方から順にご案内します。
調理時間の目安 45分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
揚げ物の温度計がありません
店主
菜箸を油に入れて、先から細かい泡がすっと上がる頃が百七十度の目安です。それで十分ですよ。
店主のひとこと生地は練らず、粉気が消えたら止めます。
材料(2人分)
| 薄力粉 ふるっておきます | 200g |
|---|---|
| ベーキングパウダー 粉と一緒にふるいます | 小さじ2 |
| 砂糖 上白糖で結構です | 60g |
| 卵 室温に戻しておきます | 1個 |
| 牛乳 生地の固さを見ながら加減します | 50ml |
| 溶かしバター 電子レンジで三十秒ほど溶かします | 30g |
| 塩 甘みを引き立てます | ひとつまみ |
| 揚げ油 菜種油やサラダ油で結構です | 鍋に3センチ |
| 打ち粉用の薄力粉 台と麺棒に振ります | 適量 |
| 仕上げの砂糖 揚げたてにまぶします | 大さじ3 |
作り方
- 先に粉とベーキングパウダーをふるい、台と型に打ち粉を振っておきます。揚げ始めると手が離せません。道具は先にそろえます。
- 卵と砂糖を混ぜ、牛乳、溶かしバター、塩を順に加えてよく混ぜます。溶かしバターは熱いまま入れず、少し冷ましてから加えます。
- 粉を二回に分けて加え、切るように混ぜてひとまとめにします。練ると固くなります。粉気が消えたらそこで止めます。
- 袋に入れて冷蔵庫で三十分休ませ、一センチの厚さにのばして型で抜きます。休ませると生地が扱いやすくなり、揚げても縮みません。
- 油を百七十度に温め、片面二分ずつ、中心まで火が通るまで揚げます。温度が高いと外だけ色が付きます。菜箸に細かい泡が出る頃が目安です。
- 油を切り、熱いうちに砂糖をまぶします。冷めると砂糖が付きません。網の上で手早く行います。
店主のコツ
- 買い物は、薄力粉を新しいものにすることです。古い粉は香りが落ち、膨らみも鈍くなります。
- 火加減は、油を百七十度に保つことです。一度に入れすぎると温度が下がり、油を吸ってしまいます。
- 味の調整は、仕上げの砂糖の量で行います。生地の砂糖を増やすより、後からまぶすほうが加減しやすいです。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵は固くなります。常温で密閉し、当日中にいただくのが目安です |
|---|---|
| 冷凍 | 一つずつ包んで冷凍で二週間ほどもちます |
| 温め直し | 自然解凍の後、温めた魚焼き機で二分ほど温めると表面が戻ります |
味を変えてみる
- 生地にすりおろしたさつまいもを混ぜると、しっとりした仕上がりになります
- 砂糖の代わりにきな粉をまぶすと、後口が軽くなります
- 型を抜かず、スプーンで落として丸く揚げる形もあります
よく聞かれること
生地がべたついて扱えません
冷蔵庫で三十分休ませてください。それでもべたつくときは打ち粉を足します。牛乳を減らすのは最後の手段にしてください。
中が生っぽくなってしまいます
油の温度が高すぎます。百七十度に下げ、片面二分ずつ揚げてください。厚さを一センチにそろえるのも大切です。
油はどのくらい使いますか
鍋底から三センチあれば十分です。少ない油で片面ずつ揚げる形でも作れますが、途中で返す回数を増やしてください。