酢豚のタレの作り方|材料・手順・店主のコツ
酢豚のタレは、酢と醤油と砂糖の割合さえ決まれば家で作れます。合わせておく順番、とろみの付け方、肉と野菜に絡める作り方をご案内します。
調理時間の目安 10分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
厚揚げにもこのタレ使えますか
店主
使えますよ。厚揚げを焼いて絡めるだけで一品になります。肉より水気が出るので、水を80mlに減らしてください。
店主のひとことタレは先に合わせる。これだけで酢豚は一段まとまります。
材料(2人分)
| 酢 米酢が穏やかです。穀物酢なら大さじ2と1/2に | 大さじ3(45g) |
|---|---|
| 醤油 濃口で結構です | 大さじ2(30g) |
| 砂糖 上白糖で十分です | 大さじ2(18g) |
| トマトケチャップ 色と甘みの要です | 大さじ2(30g) |
| 水 だしでなく水で構いません | 100ml |
| 鶏がらスープの素 顆粒の物で | 小さじ1/2(1.5g) |
| 片栗粉 とろみ用 | 大さじ1(9g) |
| 水(水溶き用) 片栗粉と同量より少し多めが目安 | 大さじ2 |
| ごま油 最後の香り付けに | 小さじ1 |
作り方
- 先に酢、醤油、砂糖、ケチャップ、水、スープの素を器で混ぜておきます。炒めながら調味すると必ず味がぶれます。ここを先にやるのが一番の近道です。
- 片栗粉と水を別の小さな器で溶き、使う直前にもう一度混ぜます。片栗粉は底に沈みます。入れる直前の混ぜ直しで、だまが出なくなります。
- 合わせたタレをフライパンに入れ、中火で1分ほど、縁がふつふつするまで温めます。煮立てすぎると酢の香りが飛びます。ふつふつで止めてください。
- いったん弱火にして水溶き片栗粉を回し入れ、30秒混ぜ続けます。強火のまま入れると固まりになります。火を落としてから入れるのが肝心です。
- とろみが付いたら中心まで火の通った豚肉と野菜を戻し入れ、1分ほど絡めます。肉の中の赤みが残っていないことを確かめてから戻してください。
- 火を止めてごま油を小さじ1回しかけ、ひと混ぜして仕上げます。火を止めてから入れると香りが立ちます。
店主のコツ
- 買い物:酢は米酢を選ぶと角が立ちません。穀物酢しかないときは量を少し減らしてください。
- 火加減:とろみを付けるときだけは弱火です。強火のまま入れて固まりを作る失敗が一番多いですよ。
- 味の調整:甘い、と感じたら酢を小さじ1ずつ。酸っぱいと感じたら砂糖ではなくケチャップを小さじ1足すとまとまります。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | とろみを付ける前の合わせ調味料なら、瓶に入れて冷蔵庫で1週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | とろみを付けたあとは冷凍に向きません。作り置きなら調味料の状態で冷凍し、1か月以内に。 |
| 温め直し | 小鍋に移して弱火で温め直します。とろみがゆるんだら水溶き片栗粉を小さじ1足してください。 |
味を変えてみる
- 黒酢に替えると色が濃くなり、甘みが落ち着きます。砂糖を大さじ1と1/2に減らすとちょうどよくなります。
- ケチャップを抜いて醤油を大さじ2と1/2にすると、酢豚というより甘酢あんになり、揚げ魚にも合います。
- パイナップルの缶汁を大さじ2加え、水を80mlに減らすと昔ながらの味に近づきます。
よく聞かれること
とろみが付きすぎたときはどうすればいいですか
水を大さじ1ずつ足して、弱火で混ぜながらのばします。一度に足すと味が薄くなるので、少しずつが確実です。
酸っぱいのが苦手な家族がいます
酢を大さじ2に減らし、水を大さじ1増やしてください。仕上げに火を止めてから酢を小さじ1足すと、香りは残って角は立ちません。
肉を揚げずに作れますか
作れます。豚こま肉に片栗粉をまぶし、中火で5分ほど、中心まで白くなるまで焼いてから絡めてください。揚げるより軽く仕上がります。