赤飯の作り方|材料・手順・店主のコツ
赤飯は、あずきのゆで汁でもち米を染め、蒸して作るご飯です。うちでは前の晩にゆで汁を取ります。蒸し器がなくても炊飯器で作れる、赤飯の作り方をまとめました。
調理時間の目安 90分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
色が薄くしか出ません。
店主
ゆで汁を空気に当ててみてください。お玉で十回、高いところから落とす。それだけで色が濃くなりますよ。
店主のひとことゆで汁は空気に当てる。色はここで出ます。
材料(2人分)
| もち米 うるち米を混ぜる場合は一割まで | 2合(300g) |
|---|---|
| ささげ あずきでも作れます | 50g |
| 水 豆をゆでる分です | 600ml |
| 塩 炊く水に入れます | 小さじ1/2(3g) |
| 酒 香りづけです | 大さじ1(15g) |
| 黒ごま ごま塩にします | 小さじ2(6g) |
| 塩 ごま塩用 | 小さじ1/4(1.5g) |
作り方
- 先に豆をゆでます。水六百ミリで弱火二十分、豆が指でつぶれる手前で止めます。煮すぎると皮が破れて、ご飯がにごります。
- ゆで汁と豆を分け、ゆで汁をお玉で十回ほど空気に当てて、色を濃くします。空気に触れると色が出ます。昔からのやり方です。
- もち米を洗い、冷ましたゆで汁に二時間つけます。米が赤く染まります。つけ置きの時間で色の濃さが決まります。
- つけ汁ごと炊飯器に入れ、水加減を二合の線に合わせ、塩と酒を混ぜます。もち米は水を吸っています。線どおりで十分です。
- 豆をのせて、おこわの設定か普通の設定で炊きます。豆は混ぜ込まずにのせると、つぶれません。
- 炊き上がったら十分蒸らし、底から返すように混ぜます。ごま塩を添えます。蒸らしを飛ばすと、芯が残ることがあります。
店主のコツ
- 買い物:ささげは皮が破れにくく、赤飯向きです。あずきしかなければ、ゆで時間を五分短くします。
- 火加減:豆をゆでるのは終始弱火。煮立てると皮が破れます。
- 味の調整:塩は炊く水に小さじ半分まで。足りなければごま塩で足してください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵は向きません。固くなります。食べきれない分は冷凍してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一食ずつ包んで、一か月ほどもちます。 |
| 温め直し | 包んだまま蒸すか、水を少し振って温め直すと、もちもちが戻ります。 |
味を変えてみる
- 栗を加えると、秋の一品になります。
- 豆を黒豆に替えると、色が落ち着いた赤飯になります。
- うるち米を一割混ぜると、食べ慣れた口あたりに近づきます。
よく聞かれること
蒸し器がなくても作れますか。
炊飯器で作れます。おこわの設定があればそれを、なければ普通の設定で炊いてください。水加減は線どおりで大丈夫です。
豆が固いまま残りました。
ゆで時間が足りません。次は二十五分を目安にしてください。古い豆は吸水が悪いので、ゆでる前に一晩水につけると通りやすくなります。