294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム作り方 › さつまいものお菓子

さつまいものお菓子の作り方|材料・手順・店主のコツ

さつまいものお菓子の作り方です。蒸してつぶして焼くだけの、型を使わない形にしました。芋の選び方と甘さの決め方、焼き加減の目安までまとめました。

調理時間の目安 50分分量 2人分(6個分)難しさ かんたん

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

さつまいもが甘くありません。

店主

ゆっくり蒸してみてください。低い温度で長く火を通すほうが、甘みが出やすいですよ。

店主のひとことつぶすのは熱いうち。冷めると固まります。

材料(2人分(6個分))

さつまいも ずっしり重く、皮に傷の少ない物を選びます。300g(中1本)
砂糖 芋の甘さで加減してください。30g
バター 溶かして混ぜます。20g
牛乳 固さを見ながら足します。大さじ2
卵黄 半分は生地に、半分はつや出しに使います。1個分
甘さが立ちます。ひとつまみ
黒ごま 仕上げに散らします。少々
アルミ箔 天板に敷く用です。1枚

作り方

  1. 先にさつまいもを蒸します。2cm幅に切り、鍋で15分、竹串が通るまで。先にここを済ませれば、あとは混ぜて焼くだけです。
  2. 熱いうちに皮をむき、つぶします。裏ごしすると口当たりがなめらかです。冷めると固くてつぶれません。熱いうちが楽です。
  3. 砂糖、バター、塩を混ぜ、牛乳を大さじ1ずつ足して固さを整えます。耳たぶくらいの固さが目安です。緩いと形が崩れます。
  4. 卵黄の半分を混ぜ込み、6等分して俵の形に整えます。手をぬらすと、生地が付きません。
  5. 残りの卵黄を表面にぬり、200度に温めた天板で15分焼きます。焼き色が薄ければ2分ずつ足してください。
  6. 黒ごまを散らし、網にのせて粗熱を取ります。天板に置いたままだと、底が湿ります。

店主のコツ

  • 買い物:さつまいもは細い物より、太くて重い物のほうが甘みが強い傾向があります。
  • 火加減:蒸すのは15分、焼くのは200度で15分。焼き色は最後に足して調整します。
  • 味の調整:芋が甘ければ砂糖を20gに減らしてください。塩ひとつまみで締まります。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で3日が目安です。一つずつ包んで入れ物に入れてください。
冷凍焼いた物を一つずつ包めば、冷凍で3週間が目安です。
温め直し冷凍の物は冷蔵庫で半日戻し、180度の天板で5分温め直してください。

味を変えてみる

  • 牛乳を生クリームに替えると、こくが出ます。
  • 生地に刻んだくるみを混ぜると、歯ごたえが加わります。
  • 丸めずに器へ入れて焼くと、取り分けて食べる形になります。

さつまいもは食物繊維を含みます。砂糖とバターを使う分、量は控えめにしてください。

よく聞かれること

電子レンジでも作れますか。

蒸す代わりに使えます。ぬらした紙で包み、600ワットで5分ほど温めてください。竹串が通らなければ1分ずつ足します。

甘さを控えたいのですが。

砂糖を20gまで減らせます。それ以下だとまとまりが悪くなりますので、牛乳を少なめにして固さを保ってください。

皮ごと作ってもよいですか。

作れます。皮を残すと色は濃くなりますが、食感が少し残ります。裏ごしせず、粗くつぶす作り方が向きます。