さつま揚げの煮物の作り方|材料・手順・店主のコツ
さつま揚げの煮物は、冷めてからのほうが味の入る常備菜です。油抜きの仕方から煮汁の割合、含ませ方まで、二人分の作り方をまとめました。
調理時間の目安 25分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
さつま揚げは、そのまま煮てよいですか。
店主
熱湯を回しかけて油を落としてください。味の入り方が変わりますよ。
店主のひとこと油抜きをひと手間。味の入りが違います。
材料(2人分)
| さつま揚げ 半分に切ります。厚みのあるものが煮崩れません。 | 4枚(200g) |
|---|---|
| 大根 1cm厚のいちょう切りにします。 | 150g |
| にんじん 乱切りにします。 | 1/2本(80g) |
| こんにゃく 下ゆでして、手でちぎります。 | 100g |
| だし 昆布と削り節のだしが合います。 | 300ml |
| しょうゆ 煮汁用です。 | 大さじ2 |
| みりん 照りが出ます。 | 大さじ2 |
| 酒 煮汁用です。 | 大さじ1 |
| 砂糖 甘さは好みで加減してください。 | 小さじ2 |
| さやいんげん 塩ゆでして斜め切りにし、彩りに添えます。 | 4本 |
作り方
- 先にさつま揚げをざるにのせ、熱湯を回しかけて表面の油を落とします。油抜きをすると、煮汁の味が入りやすくなります。
- 大根とにんじんを切り、こんにゃくは2分下ゆでして手でちぎります。ちぎると面が増えて、味がよく入ります。
- 鍋にだしと大根、にんじん、こんにゃくを入れ、中火で10分煮ます。根菜から煮ると、火の通りがそろいます。
- しょうゆ、みりん、酒、砂糖を加え、さつま揚げを入れて弱火で8分煮ます。さつま揚げは後から。長く煮ると身が縮みます。
- 落としぶたをして、煮汁が三分の二になるまで煮ます。落としぶたはアルミ箔に穴を開けたもので十分です。
- 火を止めて10分置き、味を含ませます。いんげんを散らして出来上がりです。冷める間に味が入ります。ここを待つのがこつです。
店主のコツ
- 買い物:さつま揚げは、色が薄くて厚みのあるものを選びます。
- 火加減:根菜は中火で10分、味をつけたら弱火で8分。煮立て続けないでください。
- 味の調整:薄いと感じたら、火を止めて10分置いてから見ます。冷める間に味が入ります。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵で3日が目安です。煮汁ごと入れ物に移してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | こんにゃくと大根の食感が変わるので、冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 小鍋で弱火5分。汁が減っていれば、水を大さじ1足してください。 |
味を変えてみる
- じゃがいもを足すと食べごたえが出ます。煮る時間は5分長めにしてください。
- ちくわやがんもどきを加えても、同じ煮汁で作れます。
- 仕上げにしょうがのしぼり汁を少し落とすと、後味がすっきりします。
よく聞かれること
だしの素でも作れますか。
作れます。表示どおりに溶かして、砂糖を小さじ1減らしてください。塩気があるので、しょうゆも大さじ1と1/2から始めます。
大根が固いままです。
切り方が厚いか、煮る時間が足りないことが多いです。1cm厚に切り直し、竹串が通るまで中火で煮てから味をつけてください。
作り置きできますか。
冷蔵で3日が目安です。煮汁ごと保存すると味がなじんで、二日目のほうがおいしくいただけます。温めるときは弱火でどうぞ。