龍の髭の作り方|材料・手順・店主のコツ
龍の髭は、あめを何度も折り重ねて細い糸の束にした昔ながらのお菓子です。水あめの煮つめ方、打ち粉の使い方、手早く折るこつを二人分の分量でまとめました。
調理時間の目安 60分分量 2人分難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
これ、家でも作れるものなんですか。
店主
手間はかかりますが作れますよ。粉をたっぷり使って、手早く折るのがこつです。
店主のひとこと粉を惜しまないこと。うちではこれに尽きます。
材料(2人分)
| 水あめ かたまりのものを。買うときは色の薄いものが扱いやすいです。 | 200g |
|---|---|
| 砂糖 あめの固さを整えます。 | 30g |
| 水 煮つめる前に加えます。 | 大さじ2(30ml) |
| コーンスターチ 打ち粉です。片栗粉でも代わりになります。 | 100g |
| いり白ごま 中に包む具。軽くすると香りが立ちます。 | 大さじ2 |
| 落花生 塩のついていないもの。細かく刻みます。 | 30g |
| 砂糖(具用) 具のつなぎと甘みに使います。 | 大さじ1 |
| きな粉 好みで打ち粉に混ぜます。 | 大さじ2 |
作り方
- 先にコーンスターチをバットに広げ、手にもまぶしておきます。台も拭いて乾かします。あめは手の熱で伸びます。乾いた手が一番です。
- 小鍋に水あめ、砂糖、水を入れ、中火で5分煮つめます。糸を引く固さで火を止めます。煮つめすぎると折るときに切れてしまいます。
- 触れる温度まで冷まし、丸めて中心に指で穴をあけ、輪の形にします。熱いうちは扱えません。3分ほど置いてください。
- 粉をつけながら輪を二つ折りにして重ねます。これを8回ほど繰り返して糸にします。折るたびに粉を足すと、糸どうしがくっつきません。
- 刻んだ落花生とごまと砂糖を混ぜ、糸の束で包んで両端を軽く閉じます。具は少なめのほうが包みやすく、形もきれいです。
- 作ったその日のうちに食べきります。器に並べて出来上がりです。湿気ると糸が固まって、ほどけなくなります。
店主のコツ
- 買い物:水あめはかたまりのものを選んでください。液状のものは煮つめの見極めが難しいです。
- 火加減:中火で5分、糸を引くところまで。強火にすると色が濃くなって苦みが出ます。
- 味の調整:甘すぎると感じたら、具のごまを大さじ1増やします。砂糖を減らすより形が崩れません。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 作った当日が目安です。冷蔵庫に入れると湿気を吸って糸が固まります。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍には向きません。作る分だけにしてください。 |
| 温め直し | 温め直しはしません。そのままの温度で食べてください。 |
味を変えてみる
- 打ち粉の半分をきな粉に替えると、香ばしさが出ます。
- 具を刻んだくるみだけにすると、大人向けの味になります。
- 打ち粉に抹茶を小さじ1混ぜて、うっすら色をつけても作れます。
よく聞かれること
糸がうまく細くなりません。
あめが冷えすぎているか、粉が足りないかのどちらかです。折るたびに粉を足して、固くなってきたら手のひらで軽く温めながら伸ばしてみてください。
水あめの代わりになるものはありますか。
はちみつでは柔らかすぎて糸になりません。かたまりの水あめを使ってください。どうしてもなければ、砂糖を煮つめたあめで代用できますが、折る回数を減らします。
作り置きはできますか。
向いていません。湿気に弱く、半日ほどで糸が固まってしまいます。うちでも食べる直前に作るようにしています。