ラスクの作り方|材料・手順・店主のコツ
ラスクの作り方です。固くなったパンが、砂糖とバターでちょうどよいおやつに変わります。低い温度でゆっくり乾かすのがこつですよ。二人分の目安でまとめました。
調理時間の目安 35分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
ラスクが、いつもしなびてしまいます。
店主
冷まし方が足りないのだと思います。網にのせて、完全に冷めてから入れ物へ移してください。
店主のひとこと低い温度でゆっくり。急ぐと焦げるだけです。
材料(2人分)
| 食パン 少し乾いたもののほうが向きます。バゲットの残りでも構いません。 | 2枚(六枚切り) |
|---|---|
| バター 室温に戻しておきます。無塩でも有塩でも構いません。 | 30g |
| グラニュー糖 上白糖でもできますが、粒が残るぶんグラニュー糖のほうが軽く仕上がります。 | 大さじ2 |
| 塩 甘みを引き立てます。有塩バターを使うなら省いてください。 | ひとつまみ |
| シナモン 好みで。入れなくても十分おいしいです。 | 少々 |
作り方
- 先にオーブンを140度に温めておきます。その間にパンを切ります。低い温度が大事です。高いと中が乾く前に色がつきます。
- パンを1cm幅の棒状か、一口大に切ります。厚みをそろえてください。厚みがばらつくと、焦げるものと湿ったものが混ざります。
- やわらかくしたバターに砂糖、塩、シナモンを混ぜ、パンの片面に薄く塗ります。厚く塗ると油っぽくなります。うっすらで十分です。
- 天板に並べ、140度で15分焼きます。一度取り出して裏返します。裏返すと両面が均一に乾きます。
- さらに10〜15分焼き、薄い黄金色になったら取り出します。焼きたてはまだ少しやわらかいです。冷めるとぱりっとします。
- 網にのせて完全に冷まします。冷めてから入れ物に移します。温かいうちにふたをすると、湿気がこもって戻ってしまいます。
店主のコツ
- 買い物:パンはわざわざ買わなくて構いません。残って固くなったものがいちばん向いています。
- 火加減:140度で30分前後。高い温度で短く焼くと、中が湿ったままになります。
- 味の調整:甘さは砂糖の量で。塩をひとつまみ入れると、同じ砂糖の量でも甘みがはっきりします。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵は向きません。湿気を吸ってしなびます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍で2週間。袋に入れて空気を抜いてください。食べる前に120度で5分温めます。 |
| 温め直し | 湿気てしまったら、120度で5分焼き直すとぱりっと戻ります。 |
味を変えてみる
- 砂糖を抜いて、粉チーズと黒こしょうに替えます。酒のつまみになります。
- きな粉と砂糖を半々にまぶすと、香ばしい和風になります。
- バターの代わりにオリーブ油を塗り、塩とにんにく粉を少々。軽い塩味に仕上がります。
よく聞かれること
オーブンがないのですが。
フライパンでもできます。バターを塗ったパンを弱火で片面3分ずつ、ふたをせずに焼いてください。ただし乾き方はオーブンに劣りますので、その日のうちに食べきってください。
焼いてもぱりっとしません。
温度が高すぎて、表面だけ色がついている場合が多いです。130度に下げて10分足してみてください。それと、焼き上がりを網で完全に冷ますことが大事です。
どのくらいもちますか。
完全に冷まして密閉すれば、常温で一週間が目安です。湿気やすい季節は乾燥剤を一緒に入れてください。しなびたら120度で5分焼き直せば戻ります。