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お煮しめの作り方|材料・手順・店主のコツ

お煮しめは、根菜を一つの鍋で煮含める正月や祝いの料理です。具の切り方、入れる順番、煮汁の割合、冷まして味を入れる時間の目安を二人分でまとめました。

調理時間の目安 50分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

お煮しめ、具ごとに煮たほうがよいですか。

店主

家なら一鍋で十分ですよ。固いものを下に置いて、入れる順番だけ気をつけてください。

店主のひとこと作った翌日がいちばん落ち着きます。

材料(2人分)

里いも 皮をむいて六方に。泥つきのほうが日もちします。4個(約200g)
れんこん 1cm厚さの輪切り。水に5分さらします。100g
にんじん 1cm厚さの輪切り。飾り切りにしても。1/2本(約80g)
ごぼう 3cmの斜め切り。皮は包丁の背で軽くこそげます。1/2本(約80g)
干ししいたけ 水200mlで30分もどします。もどし汁を使います。4枚
こんにゃく 手綱に切り、下ゆでして臭みを抜きます。1/2枚(約100g)
鶏もも肉 ひと口大。中心まで火を通します。120g
だし汁 しいたけのもどし汁と合わせます。400ml
しょうゆ 半量ずつ入れます。大さじ2と1/2
みりん 照りが出ます。大さじ2
砂糖 根菜の甘みに寄り添います。大さじ1
きぬさや 塩ゆでして彩りに添えます。6枚

作り方

  1. 先に干ししいたけを30分もどし、こんにゃくを下ゆでしておきます。その間に野菜を切ります。この二つを先にすませると、あとの段取りが楽です。
  2. 鍋に鶏肉を入れ、中火で3分焼きつけます。表面の色が変わったら取り出します。焼きつけると煮汁にうまみが出て、身も締まります。
  3. 根菜、こんにゃく、しいたけを鍋に並べ、だし汁を注いで中火で煮立てます。固いものを下に、やわらかいものを上に置きます。
  4. あくを取り、砂糖、みりん、しょうゆの半量を加え、落としぶたで弱火20分。しょうゆを一度に入れると、色だけ濃くなります。
  5. 鶏肉を戻し、残りのしょうゆを加えてさらに弱火で10分煮ます。鶏肉は中心まで白くなったか、厚いところを切って確かめます。
  6. 火を止めて30分置き、味を含ませます。器に盛り、きぬさやを添えます。冷める間に味が入ります。当日より翌日が落ち着きます。

店主のコツ

  • 買い物:里いもは泥つきのほうが日もちします。れんこんは切り口が白いものを。
  • 火加減:煮立てるまで中火、そのあとは弱火で30分。煮立て続けると形がくずれます。
  • 味の調整:しょうゆは二回に分けます。薄ければ最後に小さじ1ずつ足してください。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で4日が目安です。煮汁ごと入れ物に移してください。
冷凍里いもとこんにゃくは食感が変わるので向きません。にんじんとしいたけは2週間が目安です。
温め直し鍋に煮汁ごと移し、弱火で5分。中心まで温め直してください。

味を変えてみる

  • 鶏肉の代わりに厚揚げを使うと、精進の仕立てになります。
  • たけのこの水煮を加えると、春らしい一鉢になります。
  • 煮汁を少なめにして煮つめると、弁当にも詰めやすくなります。

根菜の食物繊維と鶏肉のたんぱく質を含みます。煮汁を残すと塩分を控えられます。

よく聞かれること

里いもがぬるぬるして切りにくいです。

洗って乾かしてからむくと持ちやすくなります。むいたあと塩でもんで水で流すと、ぬめりが取れて煮汁もにごりません。

前の日に作っても大丈夫ですか。

むしろ前の日に作るほうが味が落ち着きます。冷ましてから冷蔵庫へ入れ、食べる前に弱火で温め直してください。冷蔵で4日が目安です。

色をきれいに仕上げるには。

にんじんときぬさやは別にゆでて、盛りつけのときに添えます。本体はしょうゆを二回に分けて入れると、濃くなりすぎません。