キャロットケーキの作り方|材料・手順・店主のコツ
キャロットケーキは、すりおろしたにんじんが焼き上がりをしっとりさせます。混ぜ方と焼き時間のレシピを守れば、甘さ控えめでも香りの立つ一台になります。
調理時間の目安 70分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
にんじんの水気は切りますか。
店主
切らずにそのまま入れてください。あの水気がしっとりした焼き上がりを作ります。
店主のひとこと混ぜすぎないのが、ふんわりの近道です。
材料(2人分)
| にんじん 皮をむいてすりおろす | 1本(150g) |
|---|---|
| 薄力粉 ふるっておく | 120g |
| ベーキングパウダー 粉と一緒にふるう | 小さじ1 |
| 卵 室温に戻す。しっかり焼き上げる | 2個 |
| 砂糖 きび砂糖でも可 | 70g |
| サラダ油 香りの弱い油を | 70ml |
| シナモン 粉のもの。好みで | 小さじ1/2 |
| くるみ 粗く刻む。から炒りしておく | 40g |
| レーズン 湯につけてもどす | 30g |
| クリームチーズ 上がけ用。室温に戻す | 100g |
| 粉砂糖 上がけ用 | 30g |
作り方
- 先に型に紙を敷き、オーブンを百八十度に温め始めます。温まった庫に入れると、ふくらみがそろいます。
- 卵と砂糖を泡立て器で二分混ぜ、油を三回に分けて加えます。油を分けて入れると、分離せずになじみます。
- すりおろしたにんじん、くるみ、レーズンを加えて混ぜます。水気を切らずに入れると、しっとり仕上がります。
- 粉類をふるい入れ、ゴムべらで粉けがなくなるまで切るように混ぜます。混ぜすぎると固くなるので、粉が消えたら止めます。
- 型に流して百八十度で四十分焼き、竹串を刺して生地が付かないか見ます。串に付くようなら五分ずつ足して、中心まで焼きます。
- 冷めてから、練ったクリームチーズと粉砂糖を表面に塗ります。熱いうちに塗ると溶けて流れてしまいます。
店主のコツ
- 買い物では、にんじんは太くて色の濃いものを選びます。細いものは水分が少なく、しっとり感が出にくいです。
- 火加減は百八十度を保ちます。強いと表面だけ焦げて、中心に生地が残ります。
- 味の調整は焼く前です。甘さ控えめにするなら砂糖を60gまで。それ以下だと生地のふくらみが弱くなります。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 上がけをしたものは冷蔵三日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 上がけをせずに切り分け、一切れずつ包んで冷凍三週間。 |
| 温め直し | 冷蔵分は室温に二十分置くと香りが戻ります。冷凍分は冷蔵庫で一晩解凍します。 |
味を変えてみる
- くるみなし。入れずに、その分レーズンを50gに増やしても作れます。
- 上がけなし。焼いたまま出すと、朝の一切れとして軽くいただけます。
- りんご入り。にんじんを100gにし、すりおろしたりんご50gを足すと軽くなります。
よく聞かれること
中心が生焼けになります
竹串を中心に刺して、生地が付くなら五分ずつ焼き足してください。表面が焦げそうならアルミ箔をかぶせます。型が深いときは温度を百七十度に下げて長めに焼きます。
にんじんの香りが苦手です
シナモンを小さじ1に増やし、レーズンをもどす湯に少量のレモン汁を足してください。すりおろしを細かくするほど、香りは目立たなくなります。
上がけは省けますか
省けます。焼いたままでも十分おいしくいただけます。甘さを足したいときは、粉砂糖を茶こしでふるだけでも形になります。