栗蒸し羊羹の作り方|材料・手順・店主のコツ
栗蒸し羊羹の作り方です。あんと粉を混ぜて蒸すだけですが、栗を沈ませない流し方と、角をきれいに切る冷まし方にこつがあります。
調理時間の目安 60分分量 2人分(小さめの流し型1本)難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
羊羹は家で作れますか。
店主
蒸し羊羹なら作れますよ。寒天を使わないので、あんと粉を混ぜて蒸すだけです。
店主のひとこと切るのは、完全に冷めてからにしてください。
材料(2人分(小さめの流し型1本))
| こしあん 甘さ控えめのものが合います。 | 250g |
|---|---|
| 薄力粉 ふるっておきます。 | 30g |
| 片栗粉 入れるともっちりします。 | 15g |
| 砂糖 あんが甘いときは入れなくても構いません。 | 20g |
| 水 少しずつ加えて固さを見ます。 | 60ml |
| 塩 甘みが締まります。 | ひとつまみ |
| 栗の甘露煮 汁気をよく切ってから使います。 | 6粒 |
作り方
- 先に蒸し器の湯を沸かし、型に紙を敷いておきます。蒸気が上がってから入れると、表面が荒れません。
- こしあんに水を少しずつ加え、なめらかになるまで練ります。一度に入れると粉が混ざりにくくなります。
- 薄力粉、片栗粉、砂糖、塩を合わせてふるい入れ、へらで混ぜます。粉気が消えたらやめてください。
- 型に生地を半分入れ、栗を並べ、残りの生地を流します。生地は少し固めにすると、栗が沈みません。
- 表面をならし、強火で40分蒸します。ふたに布を巻いて、水滴を落とさないようにします。
- 竹串を刺して生地が付かなければ、型のまま冷まします。冷めてから切ると、角がきれいに出ます。
店主のコツ
- 買い物では、甘さ控えめのこしあんを選びます。栗の甘露煮が甘いので、合わせると強く出ます。
- 火加減は強火のまま40分です。湯が減ったら足してください。弱めるともっちりしません。
- 味の調整は砂糖で行います。あんの甘さを見てから、5gずつ加減してください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 包んで3日ほど。冷やすと固くなるので、食べる30分前に出します。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けて一つずつ包み、2週間。冷蔵庫で半日かけて戻します。 |
| 温め直し | 温め直しは要りません。常温に戻すだけで口当たりが戻ります。 |
味を変えてみる
- 栗をさつまいもの甘煮に替えます。
- 生地に抹茶を小さじ1入れると、甘さが引き締まります。
- 粒あんで作ると、豆が残って素朴な仕上がりになります。
よく聞かれること
栗が下に沈みます。
生地がゆるいと沈みます。水を少し減らして固めにし、半分入れてから栗を並べてください。その上に残りを流すと、真ん中で止まります。
表面がひび割れました。
ふたの水滴が落ちたか、湯が激しく踊っていた場合です。ふたに布を巻いて、静かに沸いている強火を保ってください。
切るときに包丁にくっつきます。
包丁を湯で温め、布で拭いてから一気に引いてください。一切れごとに拭くと、最後まで角がきれいに出ます。