クグロフの作り方|材料・手順・店主のコツ
クグロフは、中央に穴のあいた型で焼く発酵菓子です。干しぶどうを戻すところから、生地を休ませる時間、焼き上がりの見分け方まで、家の道具でできる作り方を順に書きました。
調理時間の目安 150分分量 2人分(直径15cmの型1台)難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
専用の型がないと作れませんか。
店主
穴のあいた型なら代わりになりますよ。なければ丸い型でも焼けます。中心に火が通りにくいので五分長めに。
店主のひとことうちでは、粉砂糖は食べる直前に振ります。
材料(2人分(直径15cmの型1台))
| 強力粉 薄力粉は混ぜず強力粉だけで | 150g |
|---|---|
| ドライイースト 顆粒のもの | 3g |
| 砂糖 甘さは干しぶどうでも変わります | 30g |
| 塩 小さじ半分より少なめ | 3g |
| 卵 室温に戻す | 1個(正味50g) |
| 牛乳 人肌に温める | 60ml |
| バター 室温でやわらかく | 50g |
| 干しぶどう ぬるま湯で十分もどす | 50g |
| アーモンド 型の底に並べます | 8粒 |
| 粉砂糖 仕上げ用 | 少々 |
作り方
- 干しぶどうをぬるま湯に十分浸け、水気を拭きます。型にバターを塗ります。先に型の用意をしておくと、あとで慌てません。
- 粉、砂糖、塩、イースト、卵、人肌の牛乳を混ぜ、十分こねます。塩とイーストは離して入れると、発酵が安定します。
- やわらかいバターを加えて五分こね、丸めて三十度前後で五十分ねかせます。生地が二倍になったら次に進みます。
- 干しぶどうを混ぜ、型の底にアーモンドを並べて生地を入れ、四十分ねかせます。型の八分目まで膨らむのが目安です。
- 百八十度のオーブンで三十分焼きます。竹串に生地が付かなければ完成。焦げそうなら途中でアルミ箔をかぶせます。
- 十分おいて型から出し、冷めてから粉砂糖を振ります。熱いうちに振ると、砂糖が溶けて消えます。
店主のコツ
- 買い物のこと。干しぶどうは油を使っていないものだと、もどりが早いです。
- 火加減のこと。二十分たったところで焼き色を見て、濃ければ温度を十度下げます。
- 味の調整のこと。甘さは砂糖より、干しぶどうの量で変えるほうが失敗しません。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 切り口を包んで冷蔵で三日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一切れずつ包んで冷凍で約二週間。 |
| 温め直し | 常温に戻し、トースターで二分ほど温めます。 |
味を変えてみる
- 干しぶどうを刻んだ柑橘の皮に替えて。
- アーモンドをくるみに替えて。
- 焼き上がりに溶かしバターを塗り、砂糖をまぶして。
よく聞かれること
生地がふくらみません。
温度が低いことが多いです。三十度前後の場所を探してください。湯を張ったボウルの上にのせるだけでも変わります。イーストの古さも確かめます。
型から外れません。
バターの塗り残しが原因です。溝の奥まで刷毛で塗り、薄く粉を振っておくと外れます。焼けたら十分おいて、少し冷めた頃が外し時です。
日持ちはしますか。
翌日のほうがしっとりします。三日を過ぎると乾くので、切って包んで冷凍してください。食べるときは常温に戻して軽く温めます。