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クグロフの作り方|材料・手順・店主のコツ

クグロフは、中央に穴のあいた型で焼く発酵菓子です。干しぶどうを戻すところから、生地を休ませる時間、焼き上がりの見分け方まで、家の道具でできる作り方を順に書きました。

調理時間の目安 150分分量 2人分(直径15cmの型1台)難しさ 手間あり

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

専用の型がないと作れませんか。

店主

穴のあいた型なら代わりになりますよ。なければ丸い型でも焼けます。中心に火が通りにくいので五分長めに。

店主のひとことうちでは、粉砂糖は食べる直前に振ります。

材料(2人分(直径15cmの型1台))

強力粉 薄力粉は混ぜず強力粉だけで150g
ドライイースト 顆粒のもの3g
砂糖 甘さは干しぶどうでも変わります30g
小さじ半分より少なめ3g
室温に戻す1個(正味50g)
牛乳 人肌に温める60ml
バター 室温でやわらかく50g
干しぶどう ぬるま湯で十分もどす50g
アーモンド 型の底に並べます8粒
粉砂糖 仕上げ用少々

作り方

  1. 干しぶどうをぬるま湯に十分浸け、水気を拭きます。型にバターを塗ります。先に型の用意をしておくと、あとで慌てません。
  2. 粉、砂糖、塩、イースト、卵、人肌の牛乳を混ぜ、十分こねます。塩とイーストは離して入れると、発酵が安定します。
  3. やわらかいバターを加えて五分こね、丸めて三十度前後で五十分ねかせます。生地が二倍になったら次に進みます。
  4. 干しぶどうを混ぜ、型の底にアーモンドを並べて生地を入れ、四十分ねかせます。型の八分目まで膨らむのが目安です。
  5. 百八十度のオーブンで三十分焼きます。竹串に生地が付かなければ完成。焦げそうなら途中でアルミ箔をかぶせます。
  6. 十分おいて型から出し、冷めてから粉砂糖を振ります。熱いうちに振ると、砂糖が溶けて消えます。

店主のコツ

  • 買い物のこと。干しぶどうは油を使っていないものだと、もどりが早いです。
  • 火加減のこと。二十分たったところで焼き色を見て、濃ければ温度を十度下げます。
  • 味の調整のこと。甘さは砂糖より、干しぶどうの量で変えるほうが失敗しません。

しまうとき・作り置き

冷蔵切り口を包んで冷蔵で三日が目安です。
冷凍一切れずつ包んで冷凍で約二週間。
温め直し常温に戻し、トースターで二分ほど温めます。

味を変えてみる

  • 干しぶどうを刻んだ柑橘の皮に替えて。
  • アーモンドをくるみに替えて。
  • 焼き上がりに溶かしバターを塗り、砂糖をまぶして。

バターと砂糖を使うので、一切れの大きさを決めて出すと分かりやすいです。

よく聞かれること

生地がふくらみません。

温度が低いことが多いです。三十度前後の場所を探してください。湯を張ったボウルの上にのせるだけでも変わります。イーストの古さも確かめます。

型から外れません。

バターの塗り残しが原因です。溝の奥まで刷毛で塗り、薄く粉を振っておくと外れます。焼けたら十分おいて、少し冷めた頃が外し時です。

日持ちはしますか。

翌日のほうがしっとりします。三日を過ぎると乾くので、切って包んで冷凍してください。食べるときは常温に戻して軽く温めます。