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金柑の甘露煮の作り方|材料・手順・店主のコツ

金柑の甘露煮は、皮ごと食べられる小さな柑橘を砂糖で煮たものです。うちでは切り目を入れてから下ゆでします。苦みを抜く手順と煮る時間、作り方の目安をまとめました。

調理時間の目安 50分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

苦みが残ってしまいます。

店主

下ゆでが一回だと残りますよ。五分ゆでてこぼすのを二回。切り目もしっかり入れてみてください。

店主のひとこと切り目を入れて下ゆで二回。苦みはここで抜けます。

材料(2人分)

金柑 実が固く、皮につやのあるもの300g
砂糖 金柑の半分の重さが目安です150g
かぶる量です300ml
はちみつ 好みで。つやが出ます大さじ1(21g)
レモン汁 後味を締めます小さじ1(5g)
甘さが締まりますひとつまみ

作り方

  1. 先にへたを竹串で取っておきます。実に縦の切り目を六本ほど入れます。切り目があると苦みが抜け、種も取り出しやすくなります。
  2. 鍋に金柑とかぶる水を入れ、弱火で五分ゆでてこぼします。これを二回します。煮立てると皮が破れます。ふつふつする程度で。
  3. 粗熱が取れたら、切り目から竹串で種を押し出します。熱いうちだと形がくずれます。少し冷ましてから。
  4. 鍋に金柑、水、砂糖の半分を入れ、弱火で二十分煮ます。紙ぶたをのせると、少ない煮汁でも全体に回ります。
  5. 残りの砂糖とはちみつを加え、さらに弱火で十分煮ます。砂糖を分けて入れると、皮が固く締まりません。
  6. レモン汁を加えてひと混ぜし、火を止めてそのまま冷まします。冷める間にみつが入ります。そのまま置いてください。

店主のコツ

  • 買い物:皮につやがあり、押して少し固いものを選びます。柔らかいものは煮るとくずれます。
  • 火加減:下ゆでも本煮も終始弱火です。煮立てると皮が破れます。
  • 味の調整:甘いと感じたら砂糖を百二十グラムまで。それ以下だと日もちが短くなります。

しまうとき・作り置き

冷蔵みつごと清潔な容器に入れて、冷蔵で二週間が目安です。
冷凍みつごと小分けにして、三か月ほどもちます。
温め直し冷たいままで食べられます。温めるならみつごと弱火で二分です。

味を変えてみる

  • 刻んでヨーグルトにのせると、朝の一品になります。
  • みつを湯で割ると、寒い時期の飲みものになります。
  • 紅茶に一粒落とすと、香りが移ります。

砂糖を多く使いますので、量はほどほどにしてください。

よく聞かれること

種は全部取らないといけませんか。

取ったほうが食べやすいです。竹串で切り目から押し出せば、形をくずさずに取れます。残っても食べられますが、口に当たります。

煮ている途中で皮が破れました。

火が強かったか、実が柔らかすぎたかです。破れたものは刻んでジャムのように使えますので、捨てないでください。