金柑の甘露煮の作り方|材料・手順・店主のコツ
金柑の甘露煮は、皮ごと食べられる小さな柑橘を砂糖で煮たものです。うちでは切り目を入れてから下ゆでします。苦みを抜く手順と煮る時間、作り方の目安をまとめました。
調理時間の目安 50分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
苦みが残ってしまいます。
店主
下ゆでが一回だと残りますよ。五分ゆでてこぼすのを二回。切り目もしっかり入れてみてください。
店主のひとこと切り目を入れて下ゆで二回。苦みはここで抜けます。
材料(2人分)
| 金柑 実が固く、皮につやのあるもの | 300g |
|---|---|
| 砂糖 金柑の半分の重さが目安です | 150g |
| 水 かぶる量です | 300ml |
| はちみつ 好みで。つやが出ます | 大さじ1(21g) |
| レモン汁 後味を締めます | 小さじ1(5g) |
| 塩 甘さが締まります | ひとつまみ |
作り方
- 先にへたを竹串で取っておきます。実に縦の切り目を六本ほど入れます。切り目があると苦みが抜け、種も取り出しやすくなります。
- 鍋に金柑とかぶる水を入れ、弱火で五分ゆでてこぼします。これを二回します。煮立てると皮が破れます。ふつふつする程度で。
- 粗熱が取れたら、切り目から竹串で種を押し出します。熱いうちだと形がくずれます。少し冷ましてから。
- 鍋に金柑、水、砂糖の半分を入れ、弱火で二十分煮ます。紙ぶたをのせると、少ない煮汁でも全体に回ります。
- 残りの砂糖とはちみつを加え、さらに弱火で十分煮ます。砂糖を分けて入れると、皮が固く締まりません。
- レモン汁を加えてひと混ぜし、火を止めてそのまま冷まします。冷める間にみつが入ります。そのまま置いてください。
店主のコツ
- 買い物:皮につやがあり、押して少し固いものを選びます。柔らかいものは煮るとくずれます。
- 火加減:下ゆでも本煮も終始弱火です。煮立てると皮が破れます。
- 味の調整:甘いと感じたら砂糖を百二十グラムまで。それ以下だと日もちが短くなります。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | みつごと清潔な容器に入れて、冷蔵で二週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | みつごと小分けにして、三か月ほどもちます。 |
| 温め直し | 冷たいままで食べられます。温めるならみつごと弱火で二分です。 |
味を変えてみる
- 刻んでヨーグルトにのせると、朝の一品になります。
- みつを湯で割ると、寒い時期の飲みものになります。
- 紅茶に一粒落とすと、香りが移ります。
よく聞かれること
種は全部取らないといけませんか。
取ったほうが食べやすいです。竹串で切り目から押し出せば、形をくずさずに取れます。残っても食べられますが、口に当たります。
煮ている途中で皮が破れました。
火が強かったか、実が柔らかすぎたかです。破れたものは刻んでジャムのように使えますので、捨てないでください。