カリカリ梅の作り方|材料・手順・店主のコツ
カリカリ梅は、かたい青梅と卵の殻を使って歯ごたえを残す漬けものです。手に入る時期が短いので、作り方を分量つきでまとめておきます。
調理時間の目安 40分分量 2人分(作りやすい量・青梅500g)難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
梅がやわらかくなってしまいます。
店主
完熟前の、かたい青梅を使ってください。卵の殻を一緒に漬けると歯ごたえが残りますよ。
店主のひとこと青梅はかたいうちに。熟すと、もう歯ごたえは戻りません。
材料(2人分(作りやすい量・青梅500g))
| 青梅 かたく、傷のない小梅が向きます | 500g |
|---|---|
| 塩 梅の10%が目安です | 50g |
| 卵の殻 内側の薄皮を取ります | 2個分 |
| 焼酎 度数35度のもの | 大さじ2 |
| 砂糖 甘めが好みなら増やします | 50g |
| 赤じそ 色をつけたいときに。省けます | 50g |
作り方
- 先に容器と道具を焼酎でふいて清潔にします。仕込みものはここが要です。水けが残らないように。
- 青梅を洗い、2時間水につけてあくを抜き、水けをよくふきます。竹串でへたを取ります。
- 卵の殻は薄皮を取り、洗って乾かし、お茶パックなどに入れます。殻が歯ごたえを保ちます。
- 梅に焼酎をまぶし、塩と砂糖をふって容器に入れ、殻の袋を埋めます。全体に塩が回るように。
- 重しをのせて冷暗所に置き、1日2回、容器を揺すって汁を回します。3日で汁が上がってきます。
- 1週間ほどで食べられます。赤じそを加える場合はこの時点で入れます。冷蔵庫に移して保存します。
店主のコツ
- 買い物:出回るのは5月下旬から6月です。かたく、青々とした小梅を選んでください。黄色くなったものは向きません。
- 火加減:火は使いません。そのぶん容器の清潔さが仕上がりを分けます。焼酎で必ずふいてください。
- 味の調整:塩は梅の10%が基準です。塩けが強いと感じるときは、食べる前に水に少しさらしてください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 漬け汁ごと清潔な容器に入れ、冷蔵で3か月が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 食感が変わるので冷凍は向きません。 |
| 温め直し | 冷たいまま食べます。 |
味を変えてみる
- 赤じそを加えて色と香りをつけます。
- 刻んでご飯に混ぜ、梅ご飯に。
- きゅうりと和えて、さっぱりした副菜に。
よく聞かれること
卵の殻はなぜ入れるのですか。
殻の成分が梅の繊維に働き、歯ごたえが残りやすくなると言われています。薄皮を取ってから使ってください。
カビが出たらどうしますか。
表面のカビは取り除き、漬け汁を一度こしてください。広がっている場合は残念ですが、使わないほうが安心です。
どのくらいで食べられますか。
1週間から食べられます。味は1か月ほどでなじみます。冷蔵で3か月が目安です。