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関東風のお雑煮の作り方|材料・手順・店主のコツ

関東風のお雑煮は、角餅を焼いて澄んだしょうゆ仕立ての汁で食べます。だしの取り方、汁の割合、餅の焼き加減と入れる時機を、二人分の分量でまとめました。

調理時間の目安 25分分量 2人分難しさ かんたん

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

関東風と関西風、何が違うんですか。

店主

関東は角餅を焼いて澄まし汁、関西は丸餅で白みそが多いですね。家の慣れでいいですよ。

店主のひとことだしは煮立てない。餅は焼く。この二つです。

材料(2人分)

角餅 焼いてから椀に入れます。4個
だし汁 こんぶとかつお節で取ったものを。500ml
しょうゆ 色を濃くしないよう薄口でも構いません。大さじ1
味の土台に。小さじ1/3
香りを整えます。大さじ1
鶏もも肉 ひと口大。中心まで火を通します。100g
小松菜 塩ゆでして3cmに。2株(約60g)
にんじん 薄い輪切り。1/3本(約50g)
かまぼこ 5mm厚さに切ります。4切れ
みつば 仕上げにのせます。少々
ゆずの皮 吸い口に薄くそいで。少々

作り方

  1. 先にこんぶを水500mlに20分つけ、だしの支度をしておきます。水出しにしておくと、澄んだだしになります。
  2. 中火で煮立つ直前にこんぶを取り出し、かつお節を入れて火を止め、2分置いてこします。煮立てるとえぐみが出ます。
  3. だしに酒、塩、しょうゆを加え、にんじんと鶏肉を弱めの中火で7分煮ます。鶏肉は厚いところを切って、白く通ったか確かめます。
  4. 角餅を魚焼きグリルで中火3分、ふくらんで焼き色がつくまで焼きます。焼き色が香りになります。ここは省かないでください。
  5. 椀に餅を入れ、熱い汁と具を注ぎます。小松菜とかまぼこを添えます。餅を鍋で煮ないのが関東風のこつです。
  6. みつばとゆずの皮をのせて出来上がりです。香りものは最後に。火を入れると飛びます。

店主のコツ

  • 買い物:かつお節は薄削りのものを。角餅は個包装のほうが焼きやすいです。
  • 火加減:だしは煮立てないこと。汁も、ふつふつする程度の中火で保ちます。
  • 味の調整:塩から先に、しょうゆは香りづけ程度に。濃くなったらだしを50ml足します。

しまうとき・作り置き

冷蔵汁と具は冷蔵で2日が目安です。餅は別にしてください。
冷凍だしだけなら冷凍で3週間。具は入れずに凍らせます。
温め直し鍋で弱火5分。煮立てずに温め、焼いた餅は椀で合わせます。

味を変えてみる

  • 鶏肉を焼き穴子に替えると、ぐっと祝いらしくなります。
  • 大根とごぼうを足すと、根菜の甘みが出ます。
  • 小松菜をほうれん草に替えても構いません。塩ゆでしてから使ってください。

餅は炭水化物を多く含みます。汁は塩分があるので、残しても構いません。

よく聞かれること

だしを取るのが面倒です。

顆粒のものでも作れます。水500mlに小さじ1が目安です。ただ、こんぶを前の晩から水につけておくだけでも、ずいぶん味が変わりますよ。

餅がのどにつかえないか心配です。

小さめに切って、汁を先に飲んでから食べてください。焼いた餅は表面が固いので、汁に少し浸してからのほうが食べやすいです。よくかんで召し上がってください。

具は前の日に用意できますか。

できます。汁と根菜まで作って冷蔵しておき、当日は温めて餅を焼くだけにします。青菜と香りものだけは当日に用意したほうがきれいです。