栗きんとんの作り方|材料・手順・店主のコツ
栗きんとんは、さつまいもの裏ごしが仕上がりを決めます。おせちに入れる分を家で作る作り方を、色をきれいに出すこつと、甘さの決め方までご案内します。
調理時間の目安 60分分量 2人分(作りやすい量は4〜5食分)難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
色が薄くなります
店主
皮を厚めにむいて、くちなしの実を一つ入れてみてください。それだけで澄んだ色になりますよ。
店主のひとこと熱いうちに裏ごし。冷めると倍の手間です。
材料(2人分(作りやすい量は4〜5食分))
| さつまいも 2cmの輪切りにして皮を厚くむく | 400g |
|---|---|
| くちなしの実 あれば。割って茶こし袋に入れる | 1個 |
| 栗の甘露煮 汁も大さじ3使う | 8粒 |
| 砂糖 甘さの土台 | 80g |
| みりん つやを出す | 大さじ2 |
| 塩 甘さを締める | ひとつまみ |
| 水 下ゆで用。かぶるくらい | 適量 |
作り方
- 先にさつまいもの皮を厚くむき、水に15分さらしてあくを抜きます。皮の近くは色が濁るので、厚めにむきます。
- 鍋にさつまいもとくちなしの実を入れ、かぶる水で20分ゆでます。くちなしを入れると、色が澄みます。
- 竹串がすっと通ったら湯を捨て、熱いうちに裏ごしします。冷めると裏ごししにくくなります。
- 鍋に戻して砂糖、みりん、塩、甘露煮の汁大さじ3を加え、弱火で7分練ります。弱火でゆっくり練ると、底が焦げません。
- 栗の甘露煮を加え、崩さないように混ぜて火を止めます。栗は最後に入れると、形が残ります。
店主のコツ
- 買い物:さつまいもは太くて傷のないものを選びます。細いものは筋が残ります。
- 火加減:ゆでるのは中火、練るのは弱火です。強火で練ると底が焦げます。
- 味の調整:甘さは砂糖と甘露煮の汁で決めます。塩ひとつまみで甘さが締まります。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 密閉容器で冷蔵4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一食分に分けて冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷蔵庫で解凍し、固ければみりんを小さじ1混ぜてのばします。 |
味を変えてみる
- くちなしがなければ省けます。やさしい黄色に仕上がります。
- 甘さを控えるなら砂糖を60gにし、甘露煮の汁を大さじ4に増やします。
- 裏ごしせずに粗くつぶすと、素朴な口当たりになります。
よく聞かれること
くちなしの実がないときは
なくても作れます。色は淡くなりますが味は変わりません。皮を厚くむくだけでも、にごりは減ります。
固くなってしまいました
みりんか甘露煮の汁を小さじ1ずつ混ぜてのばします。弱火にかけながら混ぜると、なじみやすくなります。
どのくらい日もちしますか
冷蔵4日が目安です。取り分けるときは清潔な箸を使い、器に戻さないようにすると長もちします。