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鴨そばの作り方|材料・手順・店主のコツ

鴨そばの作り方です。鴨肉の脂をつゆに移すと、家のそばが一段変わります。肉の焼き方と火の通し方、つゆの割合、ねぎの扱いまで二人分でまとめました。

調理時間の目安 30分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

鴨はかたくなりませんか。

店主

煮るのは弱火で5分までにしてください。中心まで火を通しつつ、煮立てないのがこつです。

店主のひとこと出た脂は捨てない。つゆの香りはここから出ます。

材料(2人分)

鴨肉(むね) 皮付きのものを選びます。買うときは皮の厚みがそろったものを。150g
そば(乾麺) 香りの出る二八のものが合います。180g
長ねぎ 白い部分を4cmに切ります。太めのものが焼き縮みしにくいです。1本(約100g)
だし 昆布と削り節で取ります。市販のだしでも構いません。600ml
しょうゆ つゆ用です。大さじ3
みりん つゆ用。先に煮切ります。大さじ2
つゆ用。大さじ1
三つ葉 最後にのせます。少々

作り方

  1. 先に鴨肉を冷蔵庫から出して15分おきます。その間にねぎを4cmに切ります。冷たいまま焼くと、外だけ焼けて中心まで通りません。
  2. 皮に浅く格子の切れ目を入れ、5mm厚に切ります。フライパンを中火で温めます。切れ目を入れると脂が出やすく、縮みにくくなります。
  3. 皮を下にして中火で3分焼き、返して2分。出た脂でねぎに焼き色を付けます。脂は捨てずに使います。ここがつゆの香りになります。
  4. だしにしょうゆ、みりん、酒を入れて煮立て、鴨とねぎを入れて弱火で5分煮ます。中心まで色が変わり、赤みが残らないところまで火を通してください。
  5. そばを表示どおりにゆでて湯をきり、器に盛ってつゆと具をかけ、三つ葉をのせます。麺の湯切りをしっかりすると、つゆが薄まりません。

店主のコツ

  • 買い物:鴨はむね肉の皮付きを。皮の厚みがそろったものだと、火の通り方も均一になります。
  • 火加減:焼くのは中火、煮るのは弱火です。強火で煮るとかたく締まります。
  • 味の調整:脂が重いと感じたら、仕上げにゆずの皮を少し落としてください。

しまうとき・作り置き

冷蔵つゆと具は冷蔵で2日が目安です。麺は都度ゆでてください。
冷凍つゆと具のみ小分けにして冷凍で3週間が目安です。
温め直し鍋に移して弱火で5分、中心まで温め直してから使ってください。

味を変えてみる

  • つけ汁にして、冷たいそばを浸して食べても合います。
  • ねぎを白ねぎから九条ねぎに替えると、甘みが出ます。
  • うどんに替えても作れます。つゆを50mlほど増やしてください。

鴨肉はたんぱく質を含みます。つゆを飲み切ると塩分は多めになります。

よく聞かれること

鴨肉が手に入らないときは。

鶏もも肉の皮付きで作れます。同じように皮から焼いて脂を出し、中心まで火を通してください。香りは変わりますが、つゆに脂が移る作りは同じです。

つゆが濃くなってしまいます。

だしを50mlずつ足して調えてください。しょうゆを減らすより味の輪郭が残ります。濃さの目安は、そのまま飲んで少し塩気を感じるくらいです。