かぼちゃの煮付けの作り方|材料・手順・店主のコツ
かぼちゃの煮付けは、だしと砂糖としょうゆで甘く煮含める家庭の定番です。このかぼちゃの煮付けの作り方は、皮を下にして並べ、煮くずれさせない火加減でまとめてあります。
調理時間の目安 25分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
いつも煮くずれてしまうんだよ。
店主
火が強いんですよ。煮立ったら弱火に落として、落としぶた。それと皮を下にして並べること。この二つで直ります。
店主のひとこと火を止めて十分置く。味はそこで入ります。
材料(2人分)
| かぼちゃ 切り口の種がぎっしり詰まったものが甘いです | 1/4個(400g) |
|---|---|
| だし かつおと昆布。粉末でも構いません | 300ml |
| 砂糖 先に入れて甘みを含ませます | 大さじ2(18g) |
| しょうゆ 濃口。半分は最後に足します | 大さじ1と1/2 |
| みりん つやが出ます | 大さじ1 |
| 塩 甘みが締まります | ひとつまみ |
| しょうが せん切り。なくても作れます | 1/2かけ |
作り方
- 先に種とわたをスプーンでかき出し、ひと口大に切っておきます。皮は所々むきます。皮を斑にむくと味が入りやすく、煮くずれも防げます。
- 鍋に皮を下にして重ならないように並べ、だし、砂糖、みりん、塩を入れます。重ねると下がつぶれます。鍋は少し小さめのほうが並べやすいです。
- 中火で煮立て、落としぶたをして弱火で十二分煮ます。ぐらぐら煮ると角が崩れます。静かにふつふつする火加減を保ちます。
- 竹串がすっと通ったらしょうゆを加え、ふたを取って弱火で五分、煮汁を半分まで煮詰めます。しょうゆを最後に入れると香りが残り、色も濃くなりすぎません。
- 火を止めて十分そのまま置き、味を含ませてから器に盛ります。冷めるときに味が入ります。ここを待てるかで仕上がりが変わります。
店主のコツ
- 買い物:切り売りなら、果肉の色が濃く、種がふっくらしたものを選びます。種が薄いものは水っぽいことが多いですよ。
- 火加減:煮立てたら必ず弱火へ。よくある失敗は中火のまま煮て、煮くずれて汁が濁ることです。
- 味の調整:砂糖は先、しょうゆは後。順番を逆にすると甘みが入らず、色だけ濃くなります。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 煮汁ごと保存して冷蔵3日。 |
|---|---|
| 冷凍 | つぶしてから小分けで冷凍3週間。 |
| 温め直し | 鍋で弱火3分、または電子レンジ600Wで2分。煮汁を少しかけると乾きません。 |
味を変えてみる
- ひき肉を炒めて加え、水溶き片栗粉でとろみをつけるとそぼろあんになります。
- 煮くずれたものをつぶして、牛乳でのばせばスープになります。
- しょうゆを減らしてみそ小さじ1に替えると、こくのある味になります。
よく聞かれること
かぼちゃが固くて切れません。
電子レンジ600Wで二分温めると切りやすくなります。包丁は刃元から入れて、押し切るように。まな板が動かないよう、下に布巾を敷いてください。
甘くならないのはなぜですか。
しょうゆを先に入れていることが多いです。砂糖を先に入れて煮含めてから、しょうゆを後半に加えてください。かぼちゃ自体が水っぽいときは、砂糖を大さじ半分足します。
皮はむいたほうがいいですか。
全部むくと煮くずれます。所々むく程度が、味の入りと形の保ちのつり合いが取れて丁度いいですよ。皮の色が残ると見た目もよくなります。