いちじくのタルトの作り方|材料・手順・店主のコツ
いちじくのタルトの作り方です。生地、クリーム、並べ方の順に、二人分でまとめました。焼く温度と時間、切り分けのこつまでご案内します。
調理時間の目安 90分分量 2人分(直径18cm・1台)難しさ 手間あり
店先のやりとり
常連さん
いちじくの水気で、下の生地がしけてしまいます。
店主
から焼きをしっかりやることです。それと、切ったいちじくは10分ほど置いて水を切ってから並べてください。
店主のひとことから焼きは省かない。下の生地が決まります。
材料(2人分(直径18cm・1台))
| いちじく 皮に張りがあり、へたの近くが乾いていないものを選んでください。 | 4個 |
|---|---|
| 薄力粉 生地用。ふるってから使います。 | 120g |
| バター 生地用。冷たいまま1cm角に切っておきます。 | 60g |
| 粉砂糖 生地用です。 | 40g |
| 卵黄 生地用。室温に戻します。 | 1個分 |
| アーモンドプードル クリーム用です。なければ薄力粉で代えられます。 | 60g |
| バター クリーム用。こちらは室温に戻します。 | 60g |
| 砂糖 クリーム用です。 | 50g |
| 卵 クリーム用。室温に戻します。 | 1個 |
| はちみつ 仕上げに塗ります。 | 大さじ1 |
| レモン汁 いちじくの色止めに使います。 | 小さじ1 |
作り方
- 先にバターを二つに分け、生地用は冷蔵庫、クリーム用は室温に出しておきます。温度が違うので分けておきます。ここを間違えると生地が固まりません。
- 冷たいバターと薄力粉、粉砂糖を指ですり混ぜ、卵黄でまとめます。冷蔵庫で1時間休ませます。練らずに、そぼろのようになったらまとめてください。
- 生地を3mmにのばして型に敷き、底をフォークで刺します。180度で15分から焼きします。重しをのせると膨らみません。豆でもかまいません。
- 室温のバター、砂糖、卵、アーモンドプードルを混ぜてクリームを作り、型に流します。分かれたら、アーモンドプードルを先に少し入れると戻ります。
- いちじくを縦四つに切ってレモン汁をふり、放射状に並べて180度で30分焼きます。皮は付けたままで大丈夫です。色がきれいに残ります。
- 焼き上がりにはちみつを塗り、型のまま30分冷ましてから切り分けます。熱いうちに切ると崩れます。落ち着くまで待ってください。
店主のコツ
- 買い物:いちじくは、へたの近くに張りがあって皮が裂けていないものを。裂けたものは甘いですが、焼くと形が崩れます。
- 火加減:180度を通してください。上の色が早くついたら、アルミ箔をふわりとかけて焼き続けます。
- 味の調整:いちじくが甘い時期は、クリームの砂糖を40gまで減らしてください。仕上げのはちみつで十分に甘みがつきます。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵3日が目安です。切り口にラップを当てておくと乾きません。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けて一切れずつ包み、冷凍2週間が目安です。いちじくの食感は少し落ちます。 |
| 温め直し | 冷蔵庫から出して20分置くか、160度の天板で5分温めます。香りが戻ります。 |
味を変えてみる
- いちじくをぶどうや洋なしに替えても作れます。水気の多い果物は切ってから20分置いて水を切ります。
- クリームに刻んだくるみを20g混ぜると、歯ざわりが加わります。
- 仕上げのはちみつをあんずのジャムに替えると、酸味が出て軽くなります。
よく聞かれること
生のいちじくが手に入りません。
干したいちじくでも作れます。40gをぬるま湯で20分戻し、水気をふいて半分に切って並べてください。甘みが強いので、クリームの砂糖を10g減らすと釣り合います。
型がありません。
耐熱の皿でも作れます。生地を底と縁に指で押し広げてください。厚みが出る分、から焼きを18分に延ばすと下まで火が通ります。
きれいに切るこつはありますか。
完全に冷ましてから、湯で温めた包丁で切ってください。一切れごとに刃をふくと、断面が濁りません。急ぐなら冷蔵庫で20分冷やすと締まります。