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大根と手羽先の煮物の作り方|材料・手順・店主のコツ

大根と手羽先の煮物の作り方です。手羽先から出るだしを大根に含ませます。下ゆでの要否と、味をしみ込ませる時間の目安を二人分でまとめました。

調理時間の目安 60分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

大根に味が入りません。

店主

下ゆでと切り込みを試してみてください。あとは煮てから一度冷ますこと。そこで入りますよ。

店主のひとこと煮てから冷ます。味が入るのはその間です。

材料(2人分)

大根 3cmの輪切りに。上のほうが甘く、煮物に向きます。1/2本(約500g)
鶏手羽先 皮に張りがあり、色のくすんでいない物を選んでください。6本(約350g)
材料がかぶるくらいが目安です。600ml
しょうゆ 半量を先、半量をあとに入れます。大さじ3
みりん 照りが出ます。大さじ3
臭みを抑えます。大さじ3
砂糖 甘さは好みで加減してください。大さじ1
しょうが 薄切りにします。1かけ
ゆで卵 固ゆでにした物。最後の10分で入れます。2個
米のとぎ汁 大根の下ゆで用です。水でも構いません。適量

作り方

  1. 先に大根の皮を厚めにむき、片面に十字の切り込みを入れておきます。切り込みから味が入ります。深さは5mmで十分です。
  2. 米のとぎ汁で大根を15分下ゆでし、水で洗います。苦みが抜けて、味がよく入るようになります。
  3. 手羽先を熱湯に30秒くぐらせ、冷水で洗って汚れを落とします。この一手間で煮汁が濁らず、臭みも残りません。
  4. 鍋に大根、手羽先、水、酒、しょうが、砂糖、しょうゆ半量を入れ中火にかけます。しょうゆを半分残すのは、あとで味を締めるためです。
  5. 沸いたら弱火にし、落としぶたをして30分煮ます。灰汁はすくいます。鶏肉は骨まわりまでしっかり火を通してください。
  6. 残りのしょうゆとみりん、ゆで卵を加え、弱火で10分煮て火を止めます。火を止めて30分置くと、冷める間に味が入ります。

店主のコツ

  • 買い物:大根は葉に近い上のほうが甘く、煮物向きです。ずっしり重く、皮につやのある物を選んでください。
  • 火加減:沸かすのは最初だけ。あとは終始弱火で、落としぶたをして煮ます。
  • 味の調整:しょうゆを二回に分けます。薄いと感じても、冷ます間に味が入ります。

しまうとき・作り置き

冷蔵冷蔵で3日が目安です。煮汁ごと入れ物に移してください。
冷凍大根は凍らせると食感が変わります。手羽先だけなら2週間が目安です。
温め直し鍋で弱火8分。中心まで温め直してからいただいてください。

味を変えてみる

  • 手羽元に替えると、食べごたえが増します。煮る時間は同じで構いません。
  • こんにゃくを1枚足すと、かさが増えて味も染みます。
  • 仕上げに酢を大さじ1加えると、さっぱりした煮物になります。

鶏肉はたんぱく質を、大根は水分と食物繊維を含みます。煮汁は塩分が多めです。

よく聞かれること

下ゆでは省けますか。

省いても作れますが、味の入り方が違います。とぎ汁がなければ水でも構いません。15分ゆでて洗うだけで、苦みが抜けて煮汁も濁りません。

圧力鍋を使えますか。

使えます。加圧8分で大根までやわらかくなります。ただし味は入りにくいので、圧が抜けたあとに弱火で10分煮てから、一度冷ましてください。

手羽先の骨まで火が通ったか分かりません。

骨から身が離れやすくなり、骨のまわりが赤くなくなっていれば火が通っています。心配なら一本割って確かめ、赤みが残っていたら5分ずつ足してください。