ばら寿司の作り方|材料・手順・店主のコツ
ばら寿司の作り方です。酢飯に具を混ぜて散らす、ひと皿でごちそうになる寿司です。具は火を通したもので組み立てますので、支度も落ち着いてできます。
調理時間の目安 50分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
酢飯がべたついてしまいます。
店主
具の汁けを飛ばしてから混ぜてください。ご飯を固めに炊くのも効きますよ。
店主のひとこと混ぜずに切る。酢飯はこれに尽きます。
材料(2人分)
| 米 やや固めに炊きます。水は少なめにしてください。 | 2合 |
|---|---|
| すし酢 酢大さじ3、砂糖大さじ2、塩小さじ1で作れます。 | 大さじ4 |
| 干ししいたけ 水で戻し、薄切りにします。戻し汁は煮るのに使います。 | 4枚 |
| にんじん 細切りにします。 | 1/2本(80g) |
| れんこん 薄いいちょう切りに。酢水にさらします。 | 80g |
| 卵 薄焼きにして錦糸卵にします。しっかり火を通してください。 | 2個 |
| 煮穴子 温めて細切りに。えびに替えても構いません。 | 1本 |
| さやえんどう ゆでて斜め切りにします。 | 8枚 |
| しょうゆ 具を煮るのに使います。 | 大さじ2 |
| みりん 具を煮るのに使います。 | 大さじ2 |
| 砂糖 具を煮るのに使います。 | 大さじ1 |
| きざみのり 仕上げに散らします。 | 適量 |
作り方
- 先に干ししいたけを水200mlで30分戻します。その間に米を洗って固めに炊きます。戻し汁は捨てないでください。具を煮る味の芯になります。
- しいたけ、にんじん、れんこんを戻し汁としょうゆ、みりん、砂糖で中火8分煮て冷まします。汁けを飛ばしてから混ぜないと、酢飯がべたつきます。
- 卵を薄く焼いて細切りにします。中まで火を通してから切ってください。弱火でゆっくり焼くと破れません。
- 炊けたご飯を大きな器に移し、すし酢を回しかけて切るように混ぜ、うちわであおぎます。混ぜるのではなく、切ります。つぶすと粘りが出ます。
- 煮た具を混ぜ込み、器に盛って錦糸卵、穴子、さやえんどうを散らします。上にのせる分を残しておくと、見た目が整います。
- きざみのりを散らして出来上がりです。のりは食べる直前に。先にのせると湿ります。
店主のコツ
- 買い物:干ししいたけは肉厚のものを。戻し汁のうまみが味の芯になります。
- 火加減:具は中火8分で汁けを飛ばします。卵は弱火でゆっくり、中まで火を通してください。
- 味の調整:酢飯が甘いと感じたら、次から砂糖を大さじ1半に減らしてください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵で1日が目安です。冷えるとご飯が固くなりますので、室温に戻してから。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍には向きません。酢飯の食感が変わります。 |
| 温め直し | 温め直す料理ではありません。冷えて固ければ、室温に30分置いてください。 |
味を変えてみる
- ゆでたえびとさやいんげんにすると、彩りが明るくなります。
- かんぴょうを甘辛く煮て加えると、昔ながらの味になります。
- 刻んだたくあんを混ぜると、歯ざわりが加わります。
よく聞かれること
ちらし寿司との違いは何ですか。
呼び方の違いで、地域によって指すものが変わります。具を混ぜ込むものをばら寿司、上に並べるものをちらし寿司と呼ぶ地域もあります。作り方はほぼ同じです。
生の魚は使えますか。
使うなら刺身用と書かれたものを、買った日のうちにしてください。うちでは煮穴子やゆでえびなど、火を通した具で組み立てています。そのほうが日もちも安心です。
すし酢は作れますか。
作れます。酢大さじ3、砂糖大さじ2、塩小さじ1を混ぜ、砂糖が溶けるまで置くだけです。火にかけるとまろやかになりますが、煮立てないようにしてください。