294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム材料の話 › たら

たら|買い方・下ごしらえ・保存の話

たらの選び方と使い方です。淡白な白身で、鍋にも焼き物にも合います。旬、店先での見方、下ごしらえ、中まで火を通すこつと、家で作れるレシピの方向もまとめました。

時期の目安 12月〜2月が中心です。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

身が崩れてしまいます。

店主

塩をふって10分おき、水気を拭いてから使うと締まりますよ。触りすぎないことです。

店主のひとこと水気を拭く。これだけで仕上がりが変わりますよ。

買うとき

出回る時期の目安:12月〜2月が中心です。

  • 切り身は透明感があり、皿に汁が出ていないものを選びます。
  • 身の縁が崩れていないもの、弾力のあるものがよいです。
  • 生たらと甘塩たらは用途が違います。表示を確かめて買います。

使うとき(下ごしらえ)

  • 塩をふって10分おき、出た水気をしっかり拭きます。
  • 骨が残っていないか、指でなぞって確かめます。
  • 鍋に入れる前に、さっと湯にくぐらせると臭みが抜けます。

しまうとき(保存)

買ったその日か翌日までが目安です。使わないなら塩をふって水気を拭き、冷凍で2週間ほど。

この材料でつくる料理

白身のたんぱく質を含みます。脂は控えめです。

よく聞かれること

生たらと甘塩たらの違いは。

甘塩は下味として塩がしてあります。焼くだけで食べられますが、煮物や鍋に使うと塩辛くなります。味を自分で決めたいなら生たらを選んでください。

中まで火が通ったか、どう見ますか。

箸を入れて、中心まで白く濁ってほぐれれば大丈夫です。透き通った部分が残るときは、蓋をしてもう1〜2分火を入れてください。

崩れにくくするには。

塩をふって水気を拭き、触る回数を減らすことです。鍋なら最後に入れて3分。煮汁を沸かしてから入れると、表面が締まって崩れにくくなります。