294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム材料の話 › 霜降り肉

霜降り肉|買い方・下ごしらえ・保存の話

霜降り肉は、赤身の中に細かく脂が入った牛肉のことです。焼くと脂が溶けてやわらかく感じます。ここでは店先での見分け方と保存、下ごしらえと合う料理をまとめました。

時期の目安 通年

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

脂が多くて重く感じます。

店主

薄切りを一、二枚にして、野菜を多めに合わせてください。さっぱりした薬味も助けになりますよ。

店主のひとこと焼く前に常温へ。中心まで火が通りやすくなります。

買うとき

出回る時期の目安:通年

  • 脂の筋が細かく散っているものを選びます。太い筋が固まっていると、口に重く感じます。
  • 赤身の色が明るいものが新しい目安です。黒ずんでいるものは時間がたっています。
  • 受け皿に赤い汁がたまっていないか見ます。たまっているものは味が抜けています。

使うとき(下ごしらえ)

  • 焼く30分前に冷蔵庫から出し、常温に戻します。中心まで火が通りやすくなります。
  • 表面の水気を紙でふきます。焼き色が付きやすくなります。
  • 赤身と脂の境にある筋は、数か所切っておくと縮みません。

しまうとき(保存)

買った日に使うのが一番です。すぐ使わないときは、冷蔵で2日、一枚ずつ包んで冷凍なら3週間ほどが目安になります。

この材料でつくる料理

脂の割合が高い部位です。うちでは一人100g前後を目安にしています。

よく聞かれること

焼き加減はどうすればいいですか。

中心まで火を通してください。厚い切り身は、両面を焼いてから蓋をして弱火で数分置くと、焦がさずに中まで熱が届きます。

冷凍したものはどう使いますか。

冷蔵庫に移して一晩かけて解かします。常温に長く置くと傷みの元になります。解けたら水気をふいてから焼いてください。

赤身との使い分けは。

霜降りは薄切りで少量、赤身は厚めに切って量を食べる、と分けると食べやすいです。煮込みには赤身のほうが形が残ります。